大宮の鉄道博物館・第14回目は戦前の気動車であるキハ41307号です。暖色系の色彩と異なる点も歴史を感じさせ、シル・ヘッダーとリベット仕様がごつさを演出しますが、両運仕様の前面は4枚窓のややカーブを描く様が柔らかさを感じさせるでしょうか?
それにしても室内はずらりと狭窓が並び、窮屈な運転席と相まってほぼ木製仕様の座席や窓回りは歴史の証人のようにも。お馴染みの「ふたまたせん」さんから。
大宮の鉄道博物館の保存機シリーズ 第14回目はキハ41307形気動車です。設計は昭和初期、鉄道省の時代になりますが、戦後にディーゼルエンジンも換装され、更に昭和32年4月1日の車両称号規定改正により、キハ04形となっています。保存は称号改正前のキハ41300形として、現在は静態保存されています。
※撮影は全て「ふたまたせん」さんです。