毎年1回は乗りたい列車は、いくつかあります。
その1つが、津軽鉄道ストーブ列車です。
【1】ストーブ列車2往復の計画
3月16日(日)は、仕事が休みでしたので、ストーブ列車に乗りに行く計画を立てました。
大宮6:57→(はやぶさ1号)→新青森9:49
新青森9:57→(奥羽線・五能線)→五所川原11:04
①津軽五所川原12:00→(ストーブ列車)→津軽中里12:45
②津軽中里13:37→(ストーブ列車)→津軽五所川原14:22
③津軽五所川原14:40→(ストーブ列車)→津軽中里15:25
④津軽中里15:54→(ストーブ列車)→津軽五所川原16:38
五所川原16:46→(五能線・奥羽線)→新青森18:13
新青森18:39→(はやぶさ40号)→大宮21:39
朝一番の「はやぶさ」に乗り、最終の1本前の「はやぶさ」で帰ります。
そうすれば、ストーブ列車に2往復・4本乗ることができます。
(実際は特急料金をケチるために大宮駅で乗り降りしましたが)
【2】津軽五所川原駅からストーブ列車
久しぶりのストーブ列車です。
日曜ですが、さほど混雑はしていません。
「ぜひ乗りに行きたい」と思っていた関東の個人客は、3月13日で終了したキュンパスで来たのかもしれません。
アテンダントさん2人には、挨拶できました。
いつも車内販売をしている人にも挨拶しようとしましたが、本日は乗務していないとのこと。
ですが、津軽飯詰駅にいると聞き、降りることにしました。
ストーブ列車料金1000円払いましたが、10分ほど乗って先は放棄です。
【3】津軽飯詰駅
津軽飯詰(つがるいいづめ)駅は、現在は無人駅です。
以前は駅員が配置されていて、にぎわっていた駅です。
ですから、駅舎は結構大きいです。
この津軽飯詰駅では、1か月に1回、第三日曜日に
『津軽鉄道飯詰駅博物館&汽車旅文庫』が開館しています。
面白そうだと思っていましたが、そういえば開館日。
だったら、この機会に降りることにしたのです。
【4】津軽鉄道飯詰駅博物館
津軽鉄道で以前に利用されていた品物が展示されています。
タブレットですかぁ。
いろいろありますねぇ。
【5】汽車旅文庫
汽車旅文庫に置かれている書籍の多くは、レイルウェイライター種村直樹氏の寄贈品です。
新しい本や雑誌もありましたか、私が特に感激したのは、50年近く前に繰り返し読んだ本が、置いてあった点です。
昔読んだ本に、何十年かぶりに巡り合ったのは、感激でした。
スタッフの方が、入場券を用意していただきました。
自分でハサミを入れることもできます。
鉄道ファンの気持ち、わかってます。
【6】飯詰を元気にする会
施設の開放に合わせて、地域の方々が中心になって盛り上げていただいていました。
「飯詰を元気にする会」の皆さんです。
飯詰は、昔は青森でも特に栄えていた場所でした。
この飯詰を元気にしようという活動をされている方々です。
詳しくはこちら↓
【7】ランチをいただく
盛り上げる一環として、販売がありました。
観光列車でも停車駅の即売は、利用したくなります。
《1品目》ランチ
ランチは、「チキンのデミソース煮込みピラフ添え&けの汁のミネストローネ」です。
絶妙な味わいのデミソースがかかったピラフです。
写真では分かりにくいですが、底に具が大量に入っています。
このセットで何と700円! 何ですか?この激安。
《2》スイーツ
シェフが、パフェも作っていました。
これも頂戴しました。美味いですよ。
《3品目》コーヒー
ホットコーヒーを試飲したところ、これはイケました。
こちらも購入です。
《4品目》りんごジュース
他には、ほうれん草も多くて安くてお買い得でしたが、料理できない男が買っても意味ありません。
ちょうど手ごろなリンゴジュースがありましたので、購入です。
【8】感激のお見送り
私は、イベントがほぼ終了した頃、津軽飯詰駅13:38発の列車に、乗ることにしました。
雪は積もっていますが、ホームは除雪が進んでいます。
ホームとその近くには、15人くらいの人が来ました。
そして、列車がホームに滑り込みます。
約15人のうち何人か同じ列車に乗り込むのかと思っていましたが、
乗ったのは私ひとりだけ。
そして、約15人くらいの方々が、全員私の方に向かって手を振ってくれたのです!
多くの観光列車に乗って、様々な場面で手を振っていただきましたが、ここまで感激したことはありません。
うわ~、この日は寒かったけど、温かいや。
皆さん、お世話になりました。会長さんはじめ多くの方から、ご配慮いただき、ありがとうございました。
こういうことがあるから、イトーヨーカドーでお酒や果物買う時も、青森県産買っちゃうんだよね。
他に、愛媛・高知・長野かな。
好きな観光列車が走っていると、やっぱりその地域の品を選ぶんですよ。
ストーブ列車の話は、また近いうちに。
今までのストーブ列車の話はこちら↑