備後落合駅(芸備線)のスタンプ | 気まぐれ 駅スタンプ紀行

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全国の駅に設置されている「駅スタンプ」。

一つ一つのデザインに個性があり、奥行の深さに魅了され、いつの間にか駅を訪ねるたびに
駅スタンプを押印する収集癖がついてしまいました。

これまで私が旅行や出張で立ち寄った駅で集めた駅スタンプたちをご紹介します。

備後落合駅 ~芸備線&木次線分岐駅 落ち合う駅~

2024年6月16日押印

 

備後落合駅 ~ちどり~

2024年6月16日押印

 

備後落合駅は1935年(昭和10年)12月20日に庄原線の終着駅として開業しました。

翌1936年(昭和11年)には備中神代-備後落合間の三神線が開通し、庄原線を編入して同線の中間駅となります。

さらにその翌年1937年(昭和12年)7月に広島-備後庄原間の芸備鉄道が国有化され、路線名が改められ芸備線の駅となり、同年12月には木次線の全通により両線の接続駅となりました。

現在はJR西日本芸備線と木次線の駅です。

 

備後落合駅は無人駅ですが、駅舎内には2種類の駅スタンプが設置されていました。

ふたつめのスタンプに描かれている猿のような動物は、1970年代に比婆山山麓で目撃されたとされる類人猿のような未確認生物「ヒバゴン」です。

 

 

現在は無人駅となっている備後落合駅ですが、かつては基幹駅として多くの職員が勤務するターミナル駅でした。

広い駅構内には転車台や貯炭場が残り、かつてのターミナル駅であった名残を感じることができます。

 

 

駅名の「落合」は地名ではなく、ひとつめのスタンプに描かれている通り、本当に3線が落ち合う駅というのが名前の由来だそうです。

しかし芸備線の備中神代方面からの列車と、三次方面からの列車、木次線の列車の3本が落ち合うのは今では一日に一回14時台だけです。休日のこの時間帯は多くの人で賑わい、私が訪ねた時には元国鉄職員のボランティアの方の駅の案内もありました。

存廃議論が続く区間にある駅ですが、いつまでこの光景を見ることができるでしょうか・・・

 

 

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