前回の発売から大きなルール変更のあった青春18きっぷ。一部ではきっぷそのものの継続が疑問視されていたことを思えば、廃止されなかったことを喜ぶべきなのかもしれませんが、やはり5日間もしくは3日間の『連続使用』に限られたことは、個人的には『改悪』されてしまったと言わざるを得ないでしょう。

 

そんな経緯と、仕事の繁忙期とも重なったこともあり、冬に関しては使用することのなかったこのきっぷ。3月から春の通用期間が始まりはしたものの、購入するかどうかはしばらく迷っていました。ただ、いくら改悪になったとはいえ、一度も使うことなくそのままでいるのも気分的にはあまりスッキリしません。幸いこの時期であれば、冬とは違い3連休程度であれば容易に取得可能です。

 

そこで物は試しというわけで、3月10日からの3日間に初めて使ってみることにしました。当初の予定では、宿泊費用節約のため初日に姫路で宿泊後、2日めの夜には一度自宅へ戻り、3日めに関してはまったく別のところ(1月の千葉リベンジなど)に行こうと思っていましたが、急遽予定を変更して敦賀駅からの北陸新幹線延伸分を完乗しつつ、富山に泊まるという形に落ち着きました。

 

使ってみての感想については改めて最後に記すとして・・・ 当日は午前3時半に起床。身支度を整え4時半前には静岡市清水区の自宅を出発し、静岡駅へとクルマを走らせます。

 

以前の教訓から今回は1日\1,000のコインパーキングに駐車。結果的に3日停めることになったので、これで\300が浮いたことになりましたね。大きな額ではないですが、飲み物2本分と考えれば決して小さくないでしょう。ホントすべてが値上げ値上げ値上げで、イヤになっちゃいますからw

 

 

まだ深夜の雰囲気の構内を抜け、青春18きっぷを自動改札に投入・・・ やはり駅員さんを介さずに改札内に入れるのは便利ですね。ルール改訂の唯一ともいえるメリットを、この先もしっかり享受していこうと思います。

 

 

 

旅の第一走者は5時ちょうど発の浜松行き。入線してきた車両は6両編成で、そのうち前2両が転換クロスで後より4両がロングシートの315系。ということで迷わず先頭車両に乗り込みます。少し前までは『ロングシート地獄』なんて揶揄されていた静岡管内も、今はだいぶ様相が変わってきて、一部には転換クロス車も充当されるようになりました。元セントラルライナーの車両なんて、まさにアタリ列車ですからね。今後もよろしくお願いします! JR東海さん。

 

列車は定刻に静岡駅を発車。乗車率は窓側が半分くらい埋まるほどでしょうか。昨日までの疲れもあり、発車後はすぐに爆睡。この列車で、まずは終点浜松駅を目指します。