京都駅併設のカフェ「カントリーハウス英国屋」で「22/7計算外」の聖地巡礼を急いでこなし、またJRの改札に入ります。
京都駅から数分で滋賀県入りで、もうそこは大津市だ。
ふたつの県庁所在地がこんなに近い所って他には無さそうな気がする。
ここは大好きな京阪京津線で向かいたいところですが、烏丸御池経由で行くと40〜50分をロスしてしまうのでJRて移動。
膳所駅で目的である京阪石山坂本線に乗り換える事ができるのです。

石山坂本線と京津線合わせた京阪大津線がフリーパスになるびわ湖観光チケット700円を3日分購入。
今回の旅は「せっかくだから」と言うのを一切捨ててあちこち行かずこの路線のみが目的なのです。
京阪膳所駅に入場してすぐ、カメラを出す暇もなく響け!ユーフォニアムラッピング電車2023年ver.709-710号車が来てくれましたよ。
これは幸先良し。
まぁ昼間6編成で運用されているのでどちらかが来るのは1/3程度ではあるのですが、やはり嬉しい。
JRとの乗り換え駅でありながらホームが狭いここではあまり写真が撮れないのでまずは終点の石山寺駅までこの700形に乗って行きましょう。

ああーーーぁ……麗奈さん、相変わらず凛々しく美しい。
4か月前、もう会うことは無いとお別れを済ませたつもりだったのにまた来てしまい少々気恥ずかしい。

平日昼過ぎとはいえ、誰もおらず大丈夫なんですかね?
(大丈夫じゃない)

奏ちんもKAWAII KAWAII

結局僕ひとりを乗せて出発。
まぁ二駅先の京阪石山が膳所と共にJR線接続駅となっているので乗ってきましたが。
びわ湖浜大津駅から三井寺駅での併用軌道で動画も撮ってみましたよ。
車内が空いているので優先席のこのかぶりつき席に座らせてもらいましょう。
ラストランが近づきこの列車を撮っている何人かの姿もありますね。
という事は前面展望にかぶりついているぼくの姿も彼らの動画や写真に写り込んでいると……
見える対向車に注意を払います。
けれど2024年ver.605-606号車とはすれ違うことなく終点の近江神宮前駅に到着。

という事は、605-606号車は1本前を走っていてあちらは近江神宮前より先の坂本比叡山口駅まで行っているみたいですね。
もちろん京阪のサイトで公開されている運用予定はあくまで予定でしかないのですが、ここから見たところ錦織車庫に入っている様子はありません。

近江神宮前止まりで折り返す709-710号車は発車してすぐに本線上で停止。

少しの間の後ゆるりと反対ホームに入線。

10分間隔とローカル線とは思えない程の運転間隔でありながら、待避線や引き込み線を使わず本線を渡っていく様は面白くはあるのですが、なぜこの近江神宮前駅手前に渡り線を設置しないんですかね?
勾配とかの問題があるのだろうか?
一本前を走っている予想を信じて待っていると思った通りに605-606号車が比叡山麓を下ってきました。

良かった。
予定表通り2編成とも走っている。

3年生編で転校してきた黒江真由ちゃんが描かれているのはこちらの編成のみ。

この駅での停車時間は少しだけ長く、オーバーランに備えて閉まる踏切も一旦開くのでその間にホームを渡り乗り込みます。
3度目の訪問でこうしたタイミングも心得たもの。
2編成ともに走っている「筋」が判明したので用意していた物に書き込みます。

ダイヤグラムを自作してきたのです。
この日は2編成が続いているのでそれほど難しくは無いのですが離れている時にはこれを見れば効率的に行ったり来たりができるのです。

続いては中ノ庄駅から石山寺方向を狙います。
きついカントに傾かせながら駅に進入してくる姿を撮ることができます。


ローカル線といっても建物を縫うように走るこの路線で木々を背景として撮れる場所はそう多くはありません。

拠点駅と言えるびわ湖浜大津駅に移動。
やはりここでの撮影は欠かせません。
新幹線車内で駅弁を食べて以来なので空腹を感じてきました。
ここで写真を撮っているといつも写り込むラーメン店も閉まっている。
他には……

交差点すぐでいつも気になっていた「三井寺力餅」さんがありました。
お団子とお茶であれば列車が戻ってくる時間を気にすることなくすぐに食べれるでしょう。

力餅といえば碓氷峠の横川駅や山形の峠駅が有名ですが、ここも上洛最後の難関である逢坂越えを前に力をつけるためのものなのでしょうか。
そんな力餅の名とは真逆のやわやわのふわふわで歯と舌が幸せを感じます。
過剰では無く適度な甘みも心地良く疲れを癒してくれます。
抹茶きな粉をたっぷりで…………
朝の駅弁に続いてまたもポロポロとこぼし服にかけてしまう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます