名張から乗車し榛原を過ぎて、
長谷寺を通過、
来る途中に見た引き込み線跡付近、
駅周辺の町並みを見おろして、駅の位置が高くなっているのがよくわかります。
朝倉橋の下を通過して初瀬川と交差、
乗り視点と撮り視点の比較、
進行方向と電車の色、さらに季節も違いますが外から見るとこんな様子に、
昔からF1やWRCなどの中継で車載カメラ映像を見るのが好きだったこともあるせいか、つい内と外からの映像を比較してみたくなります。
往路寄った大和朝倉を通過、ちょうど大阪関西万博ラッピングが停車中、
このあと大和八木と大和高田に停車したのち、
河内国分を過ぎると
すぐに大和川橋梁、
ここでも乗り/撮り視点比較、
大正から昭和にかけて僅かの間ながら終着駅だった恩智を通過、
国道170号外環状線を跨いで、
奥に見えるのは信貴山、どちらかといえば大和路線寄りでしたがずっと以前ここから近いところに住んでいたこともあり懐かしく、
高安を通過、高安車庫は反対側(進行方向左)
信貴線が合流してくると、
河内山本を通過、
近鉄八尾駅前のかつて西武百貨店だった商業施設リノアス、奥にはアリオ、
「次は鶴橋」の表示、
奈良線と合流すると、
布施を通過、
そして鶴橋に到着、
ホームにはこの列車を撮影している人の姿が複数見えました、
ここでまた乗り/撮り視点比較、かくいう自分も以前ここで写していましたが、
またここに来るまで他の途中の駅でもカメラを向ける人の姿がたびたび見られ、
ミジュマル号の注目度の高さを実感しました。
鶴橋を出るとすぐ地下に、
最後の途中停車駅である上本町を過ぎると、
終点大阪難波に到着、
降車後乗ってきた電車を写そうと思っていたのですが、降りた3番線は混雑していたため速やかに隣のホームへと移動、
ところが2番線に停車中の列車がなかなか動かず、その間にミジュマルライナーは引き上げてしまうという失態、
ミジュマルライナーと表題に銘打っておきながらここまでミジュマルライナーの外観の絵が皆無という緊急事態に。
そのため引き上げ線から折り返し伊勢方面に向かう便として1番線に戻ってくるのを待つことに、
するとそこに8A系が、
奈良行き普通での運用、
この画数の少ない丸いフォントのひらがな標記の間延び感がなんとも和みます。
今回はこれまでと違って結構長く停車していたのでまじまじと、
奈良方先頭の車番が8A108の第8(8A08)編成。
車内を覗いてみます、
座席はロング/クロス転換型のデュアルシート仕様のL/Cカー、
そしてはじめて遠目に見た時から気になっていた見慣れないこのマークは
「やさしば」の位置を案内するものでした。
ベビーカーや大型荷物対応のフリースペース、
ネーミングは「優しい場」と「くつろげる公園の芝」からの造語とか、
「やさ芝」だけに緑のシート、
座面だけでなくその下の床も芝生風に緑色にしています。
そして次々と電車を見送り待つこと約30分、
鳥羽行き特急としてミジュマルライナーが引き上げ線から戻ってきました。
人が多くてサイドのラッピングを写すのも難しく、
多くのギャラリーに見送られながら出発していきました。
今回ミジュマルライナー初乗車のみならずベース車両である伊勢志摩ライナー自体も初めて、
装飾目当てでレギュラーシートにしたのでデラックスシートに乗った「ひのとり」や「しまかぜ」とは比較できませんが、アーバンライナーや汎用特急Aceとの乗り較べも興味深く、
同時に記念乗車券購入と長谷寺参拝(三重県PRの列車なのに奈良県観光に使ってすみません)も果たすことができました。