増尾駅【千葉県】(東武野田線【東武アーバンパークライン】。2022年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】シリーズは、
千葉県柏市南部郊外の、畑が残る住宅地に位置する東武野田線【愛称:東武アーバンパークライン】の駅で、周辺にこれといった名所もない、
増尾駅 (ますおえき。Masuo Station) です。
 
 
駅名  
増尾駅 (TD 26)  
 
所在地  
千葉県柏市   
 
乗車可能路線  
東武鉄道:野田線【愛称:東武アーバンパークライン】  
  
隣の駅  
柏方・大宮方……新柏駅  
船橋方……………逆井駅  
  
訪問・撮影時  
2022年8月  
 
 
駅概要 (2022年8月時点)  
駅形態……………地平駅(1923年開業)。
駅舎………………1979年完成の橋上駅舎。東西自由通路を兼ねています。
出入口……………東口、西口。
バリアフリー……○(各出入口~橋上階・改札~各ホーム間にエレベーター設置)。
点字ブロック……各出入口~改札~各ホームに整備。
駅前広場…………○(西口のみ。ロータリー有。バス停留所・タクシー乗り場併設)。
 
 


かつて駅舎があったと思われる東口です。西を望む。
駅南側を通る踏切道から少し西へ入った場所に出入口があります。
中央に階段と上りエスカレーターの出入口、右側にエレベーター出入口があります。
出入口は車道に面していますので、自動車・自転車等に注意が必要です。
橋上駅舎は1979年に完成したもので、今となっては老朽化しています。
また、東口には駅前広場がありません。出入口前の道路は狭く、路線バスも乗り入れられません。
東口側の最寄りのバス停留所は、約300m北東の県道51号線沿いにあります(増尾駅入口停留所)。
そして、駅舎の右隣には「くすりの福太郎(調剤薬局)」があります。
 
 

東口駅前です。東を望む。
駅前通りはすぐ踏切道に突き当たります。沿道には商店・コンビニが見られます。
突き当たりの先にはスーパー「森の生鮮市場」とドラッグストア「クリエイトエス・ディー(クリエイトSD)」があります。
 
 

東口入口の交差点より北東を望む。
左手に東口があり、後方に西口側へ抜けられる踏切があります。
駅周辺はやや起伏に富んだ台地状の地形になっています。
駅東側は古くからの小さな集落もありましたが、宅地開発とともに古い住宅がほとんど姿を消してしまい、新興住宅地と化しています。
商店は駅前に点在していますが、駅を離れると減少します。
駅前を離れると畑や雑木林がまだまだ残っています。
約1km北には千葉県立柏南高等学校があります。
 
 

東口入口の交差点より南西を望む。
右手に東口があり、前方へ進むと踏切を渡って西口側へ抜けられます。
 
 


こちらは橋上化に伴い開設されたと思われる西口です。上写真は北東を、下写真は北を望む。
南側に階段と上りエスカレーターの出入口が、北側にエレベーター出入口があります。
西口にはロータリーを有する駅前広場が整備されており、バス停留所とタクシー乗り場が設けられています。
出入口手前には有料駐輪場があります。
 
 

西口の階段・ES出入口前には、エレベーター導入以前に使用されていた、上り2番線ホーム行きの車いす用スロープとインターホンが残っています。
エレベーター設置に伴い、現在このスロープは使用されていません。
尚、東口側には下り1番線ホーム行きのスロープがあったはずで、大宮方に扉が確認できたのですが、スロープそのものとアクセス通路が確認できませんでした…。



西口駅前です。西を望む。
こちらの西口側は畑や雑木林が広がっていましたが、昭和40年代以降に宅地開発が進行し、今となっては東口駅前を上回る規模の新興住宅地が形成されています。
商店は、奥に延びる街路樹に囲まれた駅前通り沿いを中心に立ち並んでいます。
 
 

また、駅前広場南側、交番前から線路際の通路を進むと、すぐに踏切道に突き当たります。左へ曲がると踏切があり、東口側へと抜けられます。
写真は南東を望む。
 
 

橋上階2階にある改札口です。北西を望む。右が東口、左が西口です。
通路を挟んで後方には調剤薬局があります。
 
駅員配置…………あり(有人駅)。
自動改札機………あり(4通路)。  
ICカード…………『PASMO』のエリア内。
有人通路…………一番右の自動改札通路が有人通路代用です。
        右端通路には固定柵があり、通り抜けることができません。
幅広通路…………あり(一番右の自動改札通路。点字ブロック設置)。
窓口………………あり(改札窓口のみ。改札内外よりアクセス可能ですが、通り抜け不可)。
自動券売機………あり(改札口の右手前。ICチャージ可)。
自動精算機………なし(チャージ機のみ設置。
           紙のきっぷでの乗り越しは改札窓口へ申し出て下さい)。
トイレ……………改札内1番線にあります(多機能トイレは改札内コンコースに有)。
改札内設備………AED・コインロッカー。
売店………………なし。  
コンビニ…………なし(東口駅前に「ローソン」があります)。
 
1階にある各ホームとの間は階段・上りエスカレーター・エレベーターで結ばれていて、増尾駅はバリアフリーに対応しています。
 
 

改札内より改札口を撮影。南東を望む。
発車標の裏にも時計が設置されています。
改札を出て左が東口、右が西口です。
 
 

下り1番線に設置の吊下式駅名標です。
電照式と思われます。光源はLEDと思われますが、蛍光灯かもしれません。
東武鉄道の標準デザインで、中央の矢印は東武アーバンパークラインのテーマカラーであるフューチャーブルーとブライトグリーンが使用されています。
駅ナンバリング「TD 26」も併記されています。
下部の側壁には路線図が掲示されていますが、時代の流れで時刻表の掲出は少なくなっています。
 
 

こちらは上り2番線に設置の、時刻表や路線図と一体になった建植式駅名標です。
電照式と思われます。
こちらは2022年時点で時刻表が掲出されていましたが、今は取り止めになっているかもしれません。

駅名は平仮名で「ますお」と書かれています。

「ますお」……どうしてもサザエさんの「マスオさん」の顔を思い浮かべてしまいますw
 
 



駅構造……地平駅。北西~南東方向。
配線………相対式ホーム2面2線。
 
右ホーム(東)が1番線で下り船橋方面、左ホーム(西)が2番線で上り柏・大宮方面です。
急行通過駅です。
2番線ホームから見て1番線ホームはわずかに前方(大宮方)にずれています。
  
ホーム有効長……6両分。
ホームドア………なし(2022年8月時点)。
ホーム幅…………全体的に狭いです。ラッシュ時は注意。
上屋(屋根)………大宮方(奥側)の6両弱分に設置。
        一応、全客用扉が上屋内に収まります。 
ホーム上設備……ベンチ、飲料自動販売機、冷水器。
 
ホーム船橋方(手前側)の直上に橋上駅舎があります。
  
3枚とも2番線より柏方・大宮方を望む。
 
 



1枚目と2枚目は1番線(左)より、3枚目は2番線(右)より、全て船橋方を望む。
ホーム幅は狭いですが、ホームのほぼ全長にわたり上屋が設置されているのは有り難いです。
 
 



1枚目は2番線より、2枚目と3枚目は1番線より、全て柏方・大宮方を望む。
前方で不自然なカーブがありますが、東武野田線では逆井駅の南方でも同様のカーブが見られます。
この先、起伏に富んだ地形ゆえ盛土高架区間、掘割区間も交えて、緑が残る住宅地の中を北西へ走ります。そして2つ目の掘割区間を出て、右前方に集合住宅群が見えてくると高架区間になり、新柏駅へと至ります。
 
 

2番線より船橋方を望む。
すぐ前方に駅の東西を結ぶ道路の踏切があります。
この先、台地上に形成された住宅地の中を、掘割区間も交えつつ南東へ走ると、逆井駅へと至ります。
 
 
あとがき  
下車(乗車)時・・・2022年8月(駅訪問の為)。          
  
相対式ホーム2面2線で、1979年完成の古い橋上駅舎を有しています。東口と西口があり、橋上化以前は東側に駅舎があったと思われます。駅前は住宅地で、ほぼ全ての地区において昭和中期以降に宅地開発されましたが、今も周辺に畑が残っています。
  
鉄路のみでのアクセス(東武線で当駅入りするルートの一例です)  
新宿から・・・当日到達可、日帰り往復可。
       日暮里まで山手線、常磐快速線で柏駅下車。東武野田線に乗換。 
大阪から・・・当日到達可、日帰り往復可。
       品川or東京まで新幹線、常磐快速線で柏駅下車。東武野田線に乗換。
 
食料・飲料 (500m以内)  
コンビニ・・・・・・あり (東口駅前に「ローソン」あり)    
飲食チェーン店・・・あり (最寄店舗は約450m南西「バーミヤン」)   
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。東武アーバンパークラインを乗り鉄の際は、ぜひ一度は増尾駅でも途中下車してみて下さい!
 
(参考:東武鉄道のHP、Google地図、Wikipedia)