北東北乗車記【Day1・Day2】
2月12日
そういえば今まで北東北を回ったことがなかったので、色々乗りつつという乗り潰しに偏った乗車記である。量が量なので飛ばしめである。
まずは2月12日の伊丹空港から。1日1便しかない成田空港行に乗り込む。どうやら非常用座席を引いたようなので、乗務員から一言説明があった。伊丹からだとJ-AIRに乗りがちだが、今回はJAL本体のようである。
さて成田空港に着いた。ここは一つ空港第2ビル駅を見学しようとしたら偉い混雑で撤退。第1ターミナルに移動して、東成田行きの通路を探すが見当たらない。じゃあ連絡バスで東成田駅に向かう。物々しいゲートをくぐった先が東成田駅で、実は通路は空港第2ビル駅の奥側(混みすぎてたどり着けなさそうなところ)にあったのである。ともかく旧成田空港駅の遺構を見つつ芝山千代田行きに乗り換える。実は芝山鉄道は未だにICカードに対応していない。折り返し上野行きから京成成田に着く。


2月13日
朝もはよからJR成田駅に向かう。年越し大回りの記憶がよみがえるが、ともかく乗り込む。いったん空港第2ビル駅に行ってみて、スカイアクセス線に乗って成田空港へ。京成本線とスカイアクセス線を隔てる壁などを見学してみたかったのである。次いで1時間ほど待って乗り換えるは成田エクスプレス2号である。途中、空港第2ビル、成田、佐倉、四街道、千葉と止まるので、むしろ通勤特急の様相である。

東京駅で少し時間があるけれども別にやることもないので、早めに新幹線ホームに行ってみる。ホームは雪がちらついていた。北陸新幹線を待とうとしていればE2系が止まっていたので、飛び乗ってみる。郡山行きであるが、大宮で降りる。

また大宮で時間をつぶすのだが、本来東京駅から乗り込むはずだったはくたかに乗り換える。すると車掌曰く「強風のため徐行運転を実施しております、軽井沢駅には18分の遅れで到着する見込みです」。軽井沢で17分後の電車に乗り換えようとしていたのでこれは困った。一応佐久平に行くという手もあったので、車掌に申し出て、佐久平まで指定席を抑えておいてもらった。もっとも、徐行が早めに解除されたので13分の遅れで軽井沢駅に到着。ならば現旅程通り、軽井沢でしなの鉄道線に乗り換える。この程度の遅れであったので、しなの鉄道も接続待ちをしてくださった。本当はゆっくり駅舎を眺めたかったのだが、それは持ち越しとなった。

しなの鉄道線はSR1系電車に乗り換える。引き当てたのは有料列車向けの100番台。LCカーであるが、ロングシートでの運転である。1,2分の遅れを引き継いで軽井沢を出る。乗車促進メロディはWatarcrownではなく信濃の国の後段である。車内で運賃を精算しない形のワンマン運転で、運転士後ろにあるモニターはひたすら広告を流している。いくら線路等級を落としたとはいえ、流石は信越本線と言うべき安定した走り方を見せてくれる。遅れを取り戻して小諸に着く。駅前で蕎麦を食べて駅構内に戻ってくる。新幹線を隣町に取られた駅とはいえ、改札前の待合室や、10両は止まれるであろう長いホームは堂々の風格を見せており、いつでも189系電車がやってくる雰囲気を感じるくらいである。ここで1番乗り場にやってくる電車があればよかったのだが、そう運はよくなかった。

駅舎から離れた4、5番乗り場が小海線ホームである。こちらはこじんまりとしている。停車しているキハ200系気動車は世界初のハイブリッド型気動車であり、そのことが全面に大きく書かれている。そして未だにJTB時刻表にはハイブリッド車で運転の旨が書かれている(既にデビュー18年目である)。

しなの鉄道からの接続を受けて発車する。高原鉄道とはいうものの、中込までは都市型ワンマンを実施して、毎時1本程度を確保するくらいの需要はある。佐久平では新幹線ホームを上に跨いで更に進んでいく。中込ではキハ110と離合する。

ここからが本格的なローカル線となる。実はそこそこ人が乗っていて、ちょっとずつ山登りを始めているのだが、あまり気づかない。しかもこの期に及んで大学院の入学手続きがスタートした。お金の払込であったりの情報を同期に確認しつつ、届いているであろう書類以外ネットで済むことを先に済ませている。更に放送大学の成績確認をするというてんやわんやを繰り返していればいよいよ県境は近く、更に運転席越しに見える線路も明らかな上りに変わっていく。野辺山でも少し時間があったので写真を撮りつつ、山梨県に入って小淵沢に着く。

ここで1時間ほど待つので日野春でも行こうか…というのは大学院の手続きにとってかわられた。駅舎下の売店でコーヒーを頼んでそこでTo Doリストを作る。なぜか昔の茶瓶が売っていたのだがなんとか購買意欲につられず買わずに済んだ。

小淵沢からは中央線をゆく。折角なので旧線にでも乗ろうと、上諏訪で飯田線列車に乗り換える。211系電車の車内は高校生で埋まっていた。当然乗務はは辰野までJR東日本が担当するのだが、到着時刻の案内は飯田線内伊那福島、伊那市、駒ケ根、飯田と述べていき、「終点豊橋には22時48分の到着です」と堂々宣言されていた。確かに飯田線内、平岡より先への”終電”であるし、「豊橋」と書いておいて触れないのも変ではあるが、6時間も乗りとおす人はいるのだろうか。岡谷から旧線に入って辰野で降りる。いったん改札を出て時刻表を吟味してみると、ここから先塩尻までが一番本数が少ない区間(中央西線の中津川~木曽福島~塩尻含め最少)となっている。E127系系の2両ワンマン運転で、ちゃんと車内で収受するタイプであった。駅間が長いのは小野ー塩尻間である。


塩尻で晩御飯…と思ったらかの有名な駅そばは人手不足で臨時短縮営業となっていて、ありつけず。かといって、駅の外のそば屋で済ますのもと思い、長野まで先送りにしておく。塩尻からは特急しなのに乗り換える。JR東海の383系電車は初乗車であるが、乗るのはJR東日本区間だけである。といっても、長野県内の背骨を走るがごとく、1時間ほどの乗車となる。外は既に暗くなっている。長野駅について駅構内のそば屋による。流石は麺のコシが違うと素人でもわかるくらいである。

2月12日 | |||
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河原町 | 12:30 | 特急 大阪梅田 | |
十三 | 13:08 | ||
13:23 | 急行 宝塚 | ||
大阪空港 伊丹空港 |
13:33 | ||
14:50 | JL3006 | ||
成田空港 東成田 |
16:10 | ||
17:40 | 芝山千代田 | ||
芝山千代田 | 17:44 | ||
17:55 | 京成上野 | ||
京成成田 | 18:05 | ||
2月13日 | |||
JR成田 | 6:19 | 快速 成田空港 | |
空港第2ビル | 6:28 | ||
6:37 | スカイアクセス 成田空港 |
||
成田空港 | 6:39 | ||
7:37 | NEX2 | ||
東京 | 8:52 | ||
9:16 | なすの255 | ||
大宮 | 9:40 | 2分延 | |
9:57 | 2分延 | はくたか557 | |
軽井沢 | 10:33 | 13分延 | |
10:50 | 1分延 | しなの鉄道線 | |
小諸 | 11:13 | ||
12:00 | 小海線 | ||
小淵沢 | 14:24 | ||
15:29 | 中央線 | ||
上諏訪 | 16:21 | ||
16:26 | 飯田線 | ||
辰野 | 16:47 | ||
17:00 | 中央線 | ||
塩尻 | 17:25 | ||
17:55 | しなの19 | ||
長野 | 18:59 |
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