東海道新幹線 東京駅 線路終端。
列車自動停止装置を始め幾重にも設定された防護システムで逸走はありえないとされているのか簡素な造りの終端です。
そのハイスペック新幹線、編成同士をつなぐ連結器が、走行中に1年に2度も勝手に外れるというお粗末な事故を起こすこともあり…
東京出張の際はたいていサンライズで往復していましたが、2009年7月のこの翌日は早朝から動く指令が出ていたので、新幹線で合理的に帰らざるを得ないという、自分にとっては不本意な帰路でした。
700系やN700は有機的ななまめかしい3Dライン。
昔の新幹線先頭車では木型叩き出しの職人技でしたが、今はアルミタイル貼り合わせ整型のようです。
2007年デビューの新鋭N700はお見送り…
こちらはいまだかつて縁の無いままの秋田山形新幹線。
乗るならやはり伝説の16両編成500系のぞみでした。
異彩を放つ凄みのある面構えでした。
1997年にデビューし、2027年に営業運転から引退予定の500系。
内側に開く乗務員室ドアのRの形状が航空機並みです。
ボディーとコクピットの流線型ラインは面一ではなく微妙なヌルッとした段差がありました。
女性乗務員も当たり前になってきていました。
後方から先頭までホームを歩いてきました。
先行開発500系W1編成には運転室横にモニター用●窓がついていました。
各駅停車の「こだま」で後続の「のぞみ・ひかり」に追い抜かれまくられて5時間近くかけて新大阪から博多まで行くのはさすがにようやりません。
東京から新神戸まで2時間半少し。騙されたような所要時間でせっかくの旅が勿体ない…逆に行き返りのゆとりが無くなっちまうのが。