この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
ザァザァザァ、と雨が降り続きます鬱陶しい
本日の関西。
ワタクシは撮影の為にお仕事でもよく訪れる
日本海側へお邪魔しておりました。
雨降りな空模様はバリ晴れに比べますと、作品
それ自体の出来映えも数段下がってしまう様に
感じます、が。
雨は雨でまた、背景に表情が付く事もあって
一概にアカン天気だとは申し難くも思います。
まぁお天気が選べるのであれば、バリ晴れに
越した事は無いのですけれど。
さて、今回の更新は9日に撮影した水臨の貸切
列車について、ご報告させていただきます。
水臨、水島臨海鉄道でございますが、昨年にも
DD50 1のフォトランへ参戦しておりました。
その時は単機で走るDD50を撮影する企画で
フォトランというイベントでございました。
今年はDD50にキハ30を連結し、客車として
乗車可能な貸切列車を走らせるという事でして
主催者氏への応援も兼ねてワタクシも再び
参戦させていただきました。
太平洋側はどこもバリ晴れとなったこの日。
お友達の多くは最後のPF伊吹山バックを狙って
滋賀県東部に集結されていらっしゃいました。
その一方でワタクシは一人、倉敷へと集結した
訳でございます。
DD50 1がキハ30を牽く貸切列車が、倉敷市駅
へ到着した場面でございます。
列車はこの位置で停止し、暫くすると機回しの
為に機関車が切り離される事となります。
倉敷市駅の乗降用プラットフォームは単線の為
釜の機回しが出来ません。
ですから、乗客は一つ手前の駅で下車し、後続
の一般列車で倉敷市駅へ到着する手筈となって
おります。
つまりは、キハ30にこの時点で乗客は居らず
回送状態でございます。
実は、ワタクシも乗車するつもりだったこの
列車。
所が前夜から猛烈な頭痛に苛まれまして、乗車
する為の集合時間には間に合わず、残念な事に
列車を撮るだけの人となってしまいました。
構図を変えてもう1カット撮影致しました。
車両でございます。
久留里線だかを走っていた、と聞いた覚えが
ありますが記憶は不確かで申し訳ありません。
こうして見ると、列車は後藤入場配給みたいな
雰囲気でございますね。
釜の前面が影で潰れて個性が薄いので、余計に
そう感じるのでしょう。
線路際へ移動し、キハ30のお顔を拝謁する
栄誉を賜りましてシコピュと顔写致します。
ごめんなさい、無理矢理過ぎましたね…
側面に3箇所設けられた客用扉は、外側から
吊り下げられておりまして、珍しい外観だと
思います。
客用扉が車体外部から吊り下げられた車両など
ワタクシはキハ30形以外に見た記憶がなく
その外観はいつ見てもゴテゴテとしていて
好ましく思います。
牽引機関車DD50 1が、機回しの為に単機で
動く場面を狙います。
車体塗装でございますが、この釜は水臨独自の
設計・製造となる車両でございます。
ですからここでしか見られない機関車を堪能
すべく、この日も水臨へお邪魔致しました。
丁度このコマを切った辺りで、現地で落ち合う
約束をしていたサロン熊野路氏とも合流。
頼まれていたブツをお渡しして闇取引を行い
ワタクシも少し懐が温まります。
いえ、右から左へ流れていきますが。
機回しを終え、倉敷貨物ターミナルへ向けて
出発準備が整った貸切列車でございます。
この頃になると参加者や主催者氏もこちらへと
やって来られ、ようやくワタクシも参加する
権利を得る事が出来ました。
実はこの日、服薬でやっと頭痛が抑えられた
ものの重たい頭を引きずって倉敷へ向かった
ワタクシは、ついうっかりとスマホを自宅へと
置き忘れて出かけてしまいました。
スマホを忘れた事に気がついたのは、休憩で
立ち寄った岡山のコンビニ店。
もう取りに戻る事も出来ず、他の方々へ連絡も
取れない上にナビも無しでございます。
幸いにも倉敷市駅周辺は何度も訪問している為
迷わず到着出来ましたが、スマホが無いという
不安感は重く伸し掛かります。
最早、立派なスマホ依存症でございます。
沿線でも列車を撮影すべく、昨年も布陣した
ショバへやって来まして先行する列車を練習と
して撮影致します。
この列車には、主催者氏を始めとした貸切列車
の乗客が乗っており、撮影後に車内を覗くと
見知った顔がチラホラと見受けられました。
貸切列車の乗客は、往路同様に次の駅で一旦は
下車し、後続の貸切列車へ乗り換えます。
つまり、すぐに貸切列車が来るという事。
来ました!
キハ30を客車としてDD50 1に牽かせるという
中々にレアな貸切列車でございます。
ご存知の通り
機関車牽引の貸切列車それ自体が珍しく、大変
有り難い撮影機会となりました。
今回の〆。
キロポストを添えて、好みの画角にて最後に
一コマ仕留めます。
黄色と黒の警戒模様が入ったスカートを履いて
DD51の子分みたいな車体の凸が走る水臨。
定期でも中々お目に掛かる機会が無い釜ですし
こうして撮影が出来るなど、主催者氏のおかげ
でございましょう。
氏に感謝しつつ、撮影を終えました。
折角、倉敷までやって参りましたので
この後は貸切列車を追いかけて、もう一度狙う
事に致しました。
その模様は次回、日を改めてお届けさせて
いただきます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!