写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2997列車 「 倉敷市駅で貸切列車を狙う 2025・3月 水臨フォト遠征その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

ザァザァザァ、と雨が降り続きます鬱陶しい

本日の関西。

 

ワタクシは撮影の為にお仕事でもよく訪れる

日本海側へお邪魔しておりました。

 

雨降りな空模様はバリ晴れに比べますと、作品

それ自体の出来映えも数段下がってしまう様に

感じます、が。

 

雨は雨でまた、背景に表情が付く事もあって

一概にアカン天気だとは申し難くも思います。

 

まぁお天気が選べるのであれば、バリ晴れに

越した事は無いのですけれど。

 

 

さて、今回の更新は9日に撮影した水臨の貸切

列車について、ご報告させていただきます。

 

水臨、水島臨海鉄道でございますが、昨年にも

DD50 1のフォトランへ参戦しておりました。

 

その時は単機で走るDD50を撮影する企画で

フォトランというイベントでございました。

 

今年はDD50にキハ30を連結し、客車として

乗車可能な貸切列車を走らせるという事でして

主催者氏への応援も兼ねてワタクシも再び

参戦させていただきました。

 

太平洋側はどこもバリ晴れとなったこの日。

 

お友達の多くは最後のPF伊吹山バックを狙って

滋賀県東部に集結されていらっしゃいました。

 

その一方でワタクシは一人、倉敷へと集結した

訳でございます。

 

 

2025-03-09 9002列車

DD50 1がキハ30を牽く貸切列車が、倉敷市駅

へ到着した場面でございます。

 

列車はこの位置で停止し、暫くすると機回しの

為に機関車が切り離される事となります。

 

倉敷市駅の乗降用プラットフォームは単線の為

釜の機回しが出来ません。

 

ですから、乗客は一つ手前の駅で下車し、後続

の一般列車で倉敷市駅へ到着する手筈となって

おります。

 

つまりは、キハ30にこの時点で乗客は居らず

回送状態でございます。

 

実は、ワタクシも乗車するつもりだったこの

列車。

 

所が前夜から猛烈な頭痛に苛まれまして、乗車

する為の集合時間には間に合わず、残念な事に

列車を撮るだけの人となってしまいました。

 

 

2025-03-09 9002列車

構図を変えてもう1カット撮影致しました。

 

キハ30形気動車は元JR東日本から譲渡された

車両でございます。

 

久留里線だかを走っていた、と聞いた覚えが

ありますが記憶は不確かで申し訳ありません。

 

こうして見ると、列車は後藤入場配給みたいな

雰囲気でございますね。

 

釜の前面が影で潰れて個性が薄いので、余計に

そう感じるのでしょう。

 

 

2025-03-09 9002列車

線路際へ移動し、キハ30のお顔を拝謁する

栄誉を賜りましてシコピュと顔写致します。

 

ごめんなさい、無理矢理過ぎましたね…

 

側面に3箇所設けられた客用扉は、外側から

吊り下げられておりまして、珍しい外観だと

思います。

 

客用扉が車体外部から吊り下げられた車両など

ワタクシはキハ30形以外に見た記憶がなく

その外観はいつ見てもゴテゴテとしていて

好ましく思います。

 

 

2025-03-09 DD50 1

牽引機関車DD50 1が、機回しの為に単機で

動く場面を狙います。

 

国鉄ディーゼル機関車の標準塗装を思わせる

車体塗装でございますが、この釜は水臨独自の

設計・製造となる車両でございます。

 

ですからここでしか見られない機関車を堪能

すべく、この日も水臨へお邪魔致しました。

 

 

丁度このコマを切った辺りで、現地で落ち合う

約束をしていたサロン熊野路氏とも合流。

 

頼まれていたブツをお渡しして闇取引を行い

ワタクシも少し懐が温まります。

 

いえ、右から左へ流れていきますが。

 

 

2025-03-09 9003列車

機回しを終え、倉敷貨物ターミナルへ向けて

出発準備が整った貸切列車でございます。

 

この頃になると参加者や主催者氏もこちらへと

やって来られ、ようやくワタクシも参加する

権利を得る事が出来ました。

 

実はこの日、服薬でやっと頭痛が抑えられた

ものの重たい頭を引きずって倉敷へ向かった

ワタクシは、ついうっかりとスマホを自宅へと

置き忘れて出かけてしまいました。

 

スマホを忘れた事に気がついたのは、休憩で

立ち寄った岡山のコンビニ店。

 

もう取りに戻る事も出来ず、他の方々へ連絡も

取れない上にナビも無しでございます。

 

幸いにも倉敷市駅周辺は何度も訪問している為

迷わず到着出来ましたが、スマホが無いという

不安感は重く伸し掛かります。

 

最早、立派なスマホ依存症でございます。

 

 

2025-03-09 MRT300形304号

沿線でも列車を撮影すべく、昨年も布陣した

ショバへやって来まして先行する列車を練習と

して撮影致します。

 

この列車には、主催者氏を始めとした貸切列車

の乗客が乗っており、撮影後に車内を覗くと

見知った顔がチラホラと見受けられました。

 

貸切列車の乗客は、往路同様に次の駅で一旦は

下車し、後続の貸切列車へ乗り換えます。

 

つまり、すぐに貸切列車が来るという事。

 

 

2025-03-09 9003列車

来ました!

 

キハ30を客車としてDD50 1に牽かせるという

中々にレアな貸切列車でございます。

 

ご存知の通り

水島臨海鉄道気動車が旅客を担いますから

機関車牽引の貸切列車それ自体が珍しく、大変

有り難い撮影機会となりました。

 

 

2025-03-09 9003列車

今回の〆。

 

キロポストを添えて、好みの画角にて最後に

一コマ仕留めます。

 

黄色と黒の警戒模様が入ったスカートを履いて

DD51の子分みたいな車体の凸が走る水臨。

 

定期でも中々お目に掛かる機会が無い釜ですし

こうして撮影が出来るなど、主催者氏のおかげ

でございましょう。

 

氏に感謝しつつ、撮影を終えました。

 

 

折角、倉敷までやって参りましたので

この後は貸切列車を追いかけて、もう一度狙う

事に致しました。

 

その模様は次回、日を改めてお届けさせて

いただきます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!