この日の朝は、大阪から新幹線で東京に帰るだけです。

この日は朝から雨が降っていて、日の出の時間を迎えないまま、私は宿泊先のホテルから、新大阪駅まで歩いて行きました。
この日は、乗りたい新幹線電車があるので、敢えてこの時間にしました。
それは、新大阪6:42発 ひかり636号 東京行きです。
6:11発のひかり634号を見送った後に、東京方から入線してきました。

この電車は、ディズニーファンタジースプリングスのラッピングを施した編成になります。



電車が到着し、ドアーが開いたら車内へ。

座席のヘッドカバーや車内アナウンスの時に流れるメロディーも、ディズニー仕様になっていました。

さて、今回の鉄道旅は、京都、大阪、高野山と関西を主に巡った鉄道旅でした。
そして、行き帰りの新幹線と、京都から山科までの区間以外は、全て私鉄で移動しました。
関西地方は、関東に負けないほど、大手私鉄が路線を延ばし、ネットワークを作っています。
近鉄に至っては、名古屋からも利用することができるので、名古屋から大阪難波を経由すれば、阪神、山陽電鉄を通って、神戸や姫路まで移動することも可能です。
そんな今までの旅を振り返りながら、車窓にはもう使われなくなった、大型のソーラーパネルが見えて来ました。

このソーラーパネルが見えてくると、まもなく岐阜羽島です。
ひかり636号は、名古屋を出ると、浜松と静岡にだけ止まります。
停車駅の浜松や静岡では、このディズニーラッピングの電車が到着する度に、ホームではカメラが向けられていました。

富士川橋梁を渡ると、雲を纏った富士山が現れました。
新横浜を出発すれば、もう東京が近いです。

武蔵小杉のマンション群を横目に、新幹線は急カーブに差し掛かります。
多摩川を渡って東京へ。


品川駅を出発すると、少しずつ出来上がってきた、高輪ゲートウェイのビル群が現れます。


山手線とすれ違い、ビルの窓に、ラッピングされた新幹線が映り込みます。

そして、9:42。東京に着きました。

ディズニーファンタジースプリングスのラッピング車は、東北新幹線でも走っているので、対面はあるかな?と思いきや、朝の段階ではありませんでした。
東京に着いたひかり636号。折り返しは、こだま号の新大阪行きとして、戻っていきました。



私は一旦帰宅して、この日の夜に、今度は東北新幹線側のホームで、お互いが見られるか、待っていました。

東北新幹線は、新青森行きのはやぶさ号として。
東海道新幹線は、ひかり号の新大阪行きとして折り返します。
