橿原線を走る急行は京都方面へ直通する列車も多く、ホーム長の関係で4両編成が限界の普通電車に対し6両編成が主体であるため格の違いを感じられますが一部の列車は天理にも直通し、京都〜大和西大寺〜天理間を通し運行する列車もあります。大阪難波方面との直通は臨時列車を除くと大和西大寺で列車番号や種別を変更するダイヤ上は別列車扱いの列車があるだけでしたが2月22日に実施したダイヤ変更で平日1往復、土休日上り1本だけながら大阪難波と天理を結ぶ急行が定期列車として設定され、一部区間だけながら橿原線内でも大阪難波行き急行が毎日見られるようになりました。


(2025.3.14 西ノ京〜九条間にて撮影)

 橿原線を走る5820系6両編成の急行です。列車は大和西大寺10:06発の天理行き4067レで、充当されたのはDH22でしたが座席はロングシート状態になっており、窓を見るとデュアルシートのヘッドレストがハッキリと見えるのでL/C車の5820系であることがわかります。


(2025.3.14 西ノ京〜九条間にて撮影)

 続いては天理へ向かう8A系8A10の急行です。列車は大和西大寺10:27発の4069レですが短い4両編成での運行であり、更に6分前に橿原神宮前行き急行(京都9:41発の963レ)が運行されているので橿原線内では珍しい(?)急行が短い間隔で続行運転する形になっています。