
南海電鉄の汐見橋駅を後に、私は地下鉄の駅へと歩きます。

千日前線に乗って、阿波座で中央線に乗り換えました。

中央線のホームで待っていると、新型の400系が入ってきました。
大阪メトロ中央線は、弁天町から地上に顔を出します。

昨年末に、大阪へ行った時も、中央線は利用しましたが、弁天町からコスモスクエアまでの区間を、運転席後ろで前面展望を見たことがありませんでした。

この中央線に乗って気づいたのは、線路の内側の枕木に、L字型のアングルのようなものがありました。

昨年末に乗った、北大阪急行の線路には無かったのですが、中央線のそれは、地震が発生した時に、電車が脱線するのを防ぐ為のものなのかな?とも、推測しました。
実際は、違うのかな?

大阪メトロ中央線は、大阪の埋め立て地エリアへと走る地下鉄です。

夕陽の日差しを受けながら、コスモスクエアに近づくと、また地下へ潜っていきます。

今年の1月19日に延伸開業した区間へ、電車は入って行きます。


駅の雰囲気は、この新型電車のイメージにピッタリな雰囲気。
夢洲は終点ではありますが、これから先も、線路が伸びそうな気がしました。


駅のデザインは、近未来の世界が、現代にやってきたという印象で、雰囲気的にはカッコイイかなと思います。

エスカレーターで、コンコースまで上がって来ると、大画面のモニターが現れました。

広々とした改札口。
その地下の改札口から、地上へは階段やエスカレーター、エレベーターで上がれます。

この部分だけで見ると、東京お台場の東京テレポート駅にも似たような雰囲気だなと思いました。
地上に上がって来ると、目の前に万博の入り口が見えて来ました。

万博の会場は、大阪湾の埋め立て地にあり、地理的に見ると、USJやJR桜島線の終点、桜島駅もあります。
ただ、いずれも橋を渡って行かないと行けない場所でもあります。

夢洲駅を遠くから見ると、遠くに六甲山も見えます。

来月から開催される大阪万博。
ただ、私個人的には、楽しみだとは全然思ってはいません。
これだけお金を掛けて造っておきながら、この万博は、本当におもしろいのかな?今から50年前に開かれた、大阪万博を超えられるのかな?と、甚だ疑問に思っています。