2024年3月14日をもってJR大和路線(関西本線)の201系が引退となりました。
昨年の2月、まだ201系の運用が多く残っていた時期に、河内堅上駅、王寺駅、高井田駅などで撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
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201系は国鉄時代の1979年に国鉄初の電機子チョッパ制御、回生ブレーキを装備した「省エネ電車」として登場した車両です。
河内堅上駅は大阪府と奈良県の県境に近い場所にあり、一日平均の利用者は300人弱という静かな駅です。
駅のそばに桜が植わっているので、シーズンには列車と花の共演が見られますが、201系と桜の共演は昨年限りで見納めになりそうです。
JR西日本の201系は当初京阪神緩行線に導入され、後継車両の導入に伴って大阪環状線、大和路線と活躍の場を移しています。
なお、JR東日本に継承された201系は2010年に中央快速線から、2011年には京葉線系統から引退しています。
大和路線のウグイス色201系は2006年に運行が始まったので、約20年にわたり活躍したことになります。
201系の引退により電機子チョッパ制御車特有の「ぷーん」という加速音が聴けなくなるのは残念です。
201系以外の電機子チョッパ制御の車両も東武9000系や京都市営地下鉄10系の未更新車などごく僅かが残るのみとなりました。
201系の引退により大阪府内から国鉄型電車の運行が消滅したことになるそうです。
昨年までは201系同士の顔合わせも頻繁に見られていたので、あっという間の撤退という印象です。
3月15日からの大和路線は221系の運行となります。
201系の引退は残念ですが、転換クロスシート車にグレードアップするので、沿線の方はとても羨ましいです。
大和路線221系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
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近畿エリアには播但線と加古川線の103系が国鉄型電車として残っていますが、どちらも少数派なので置き換えの方針が決まるとあっという間に消えてしまいそうです。
早めに撮影に行きたいと思っています。
YouTubeチャンネルの動画では、河内堅上駅、王寺駅、高井田駅などで撮影した201系を収録しています。
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