鉄道ファン愛読50年、近鉄名古屋駅ビルにある星野書店で購入した2025年4月号の表紙は京成電鉄3200形でした。特集はひかりレールスターと500系、価格は1,300円税込でした。さて購読50年を迎えた鉄道ファン誌、1975年4月号の表紙はキハ181系特急つばさ、赤羽付近を行くとありました。都内でDC特急が見られた時代です。特集は旅客用直流電機、50.3ダイヤ改正、在来線電車の動きでした。山陽新幹線博多開業は絶頂だった蒸気機関車ブームの終幕を告げる大きなニュースとなりました。本誌はそんなタイミングにポスト蒸気機関車、旅客用電気機関車を前面に特集を組まれています。SL終幕の影にありこのダイヤ改正で終幕を迎えるのは宇都宮のEF56と竜華のEF52でした。EF57につては数を減らながらもまだ頑張っていて女王EF58に至ってはまだ全機関車現役でした。一方、華やかなるブルトレ機EF65も注目の的でした。50年を経てPF貨物の定期運用が終幕と予想される2025年のダイヤ改正はEF65にとって大きな節目、半世紀にわたり活躍を続けたEF65はすごい機関車です。また東京区EF58花形運用であった急行桜島、高千穂号が廃止されたのも50.3改正でした。カラートピック、北九州最後の蒸気機関車、美しく整備された9600や、本州最後の蒸機記念列車は山陰浜田区のD51でした。新幹線博多開業で特急つばめをはじめ本線特急が姿を消すことも大きな出来事でしたが、これらは主役の蒸気機関車SLの動向の影にあったように思います。ローカル私鉄を話題とした、電車たずねて、熊本電鉄や、私の思い出写真「フォード万歳」では足尾銅山馬車鉄道のガソリン機関車は興味が尽きません。REPORT、日車豊川からのフォットニュースでは上越線特急とき用の183系1000番代、新車掌車ヨ8000の落成が報じられています。飯田線内を先導するのはEF1041でした。その他、改めて読み返してみると懐かしい、また改めて知るような記事が満載です。50年前販売価格は530円でした。ぜひ最新版と合わせファン誌の電子バックナンバー閲覧サービスなどでご覧いただきたい一冊です。
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