阪神〜近鉄間の相互直通運転は昨年15周年を迎え、1000系HS60に記念の装飾を施していますが同編成は10周年の時にも沿線ラッピングを施しており、その時は灘五郷(HS57)や台湾(HS58)と共に目立つ存在でした。奈良方先頭のTc1210は前面の「10」の部分が金色に装飾されていましたがこれは現在も維持されており、特別感があります。


(2024.10.27 瓢簞山にて撮影)

 大和西大寺行き区間準急に充当されるHS60です。この駅は外側の待避線にのみホームがあるため停車列車は必ず待避線に入りますがポイント通過のため大きく減速するので撮影には都合が良く、ラッピング車が来た時はラッキーって思えます。


(2024.10.27 瓢簞山にて撮影)

 HS60の15周年記念装飾は前面貫通扉のヘッドマークと側面戸袋部のステッカーですがノーマル編成に近いスタイルであるため地味に感じることもあり、近くで見ないとわかりにくいのが難点です。間もなく16周年になることからこのラッピング車も終了が近いと見られますが金色に装飾したTc1210の「10」の部分も元に戻ってしまうのかが気になっており、完全にノーマルに戻るならそれはそれで残念だと感じています。