1月10日の記録は続く。
旧赤羽線区間での撮影後は、埼京線単独区間に足を伸ばす。
国鉄末期の建設であるせいか、北与野のように前後がオープンなホームもまだそれなりに存在する。
まず、やってきたのは戸田公園。
ここのところ戸田界隈にはなにかと縁があり、ちょいちょい訪れていて把握はしていた。
通過線を備える構造のため、上下線の橋脚が離れる珍しい配置。
その大宮方で、快速を迎撃。
まぁ、実際に立ってみないと細かいことはわからないよな…とも思うこと少々。
夕方にかかり、夕日に染まるステンレスシルバーの車体もなかなか美しいもの。
運転開始からそろそろ30年にならんとしてくるが、ステンレス車は輝きを失わないから良い。
結局この日は、待ち時間が短かったこともあり後の各停でやってくる70-000形も待った。
今度は縦構図で迎撃。
それを横構図にトリミング、なんて荒技も。
少し撮る角度を変えるだけで、見え方もだいぶ変わる。
そして、ここから久々にのんびりと乗っていくことに。
かつて、りんかい線沿線に1ヶ月間出向したり、折々に利用する機会が多かったはずだが…
JR車が相対的に編成数が3倍ほどあったからなのか、意外なほど印象は薄かった。
しかし、JR東日本に6両譲渡されたり、意外なほど波瀾万丈な形式でもあった。
既にJR東日本では全廃され、この“本家”もそろそろ潮時を迎えようとしている。
ただこの日は、粘ってはみたが天王洲アイルまで行くにとどめた。
りんかい線の地下駅は、ホームドアの整備が終わりすっかり面目を一新。
まぁ、やっぱり撮りづらい。
人身事故対策には完璧とは言い難いが、それでも現代においてあるのと無いのでは安心感が違う。
まだホームドア整備が進まない地上駅とJR線内。
これからも引き続き、その範囲内で安全に配慮しながら記録を…
1月26日日曜日、新宿