長浜鉄道スクエア | こぴっとちぴっと

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1882年(明治15年)生まれ 旧新橋駅舎に準じた設計という旧長浜駅舎 現存する日本最古の駅舎を転用した長浜鉄道スクエア。こちらが玄関側。

 

旧新橋駅舎、形状はあまり似ているとは…?

 

 

 

 

敷地すぐ隣を北陸本線が通ります。名古屋からの「しらさぎ」が通過。すぐ先の長浜駅に停車するので減速していました。雪害予防ダイヤかどうかは分かりませんでしたが…

 

 

 

 

 

 

 

正面玄関。

 

 

 

 

 

イギリス建築様式の擬洋館。

文明開化時、日本の鉄道は蒸気機関による産業革命先進国イギリスに倣って発展しました。丘蒸気の操作操縦もイギリス人技師が担い、日本人が教えを乞うも馬鹿にされ、交換条件に髭を切られたりいじわるをされたとか。

 

 

 

 

 

2003年(平成15年)に長浜鉄道スクエアとして開業、その頃に訪れたきりでした。以来何度も長濱には来てはいますが、足が向きませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

改札口側から玄関を振り返る…左手に入館窓口があります。

 

 

 

 

 

駅長室の札文字は左書きでした。

初代駅長は後に東京駅の初代駅長にも就任する高橋善一氏。東京駅より旧長濱駅の方が先に建造されているということから敦賀~長濱間の輸送先進重要地域として位置づけられていました。当時、東京駅周辺は原っぱだったそうですが。

 

 

 

 

 

塞がれた暖炉。

 

 

 

 

 

丘蒸気 新橋~横浜間が開業してから10年後、旧長濱駅が開業。

駅舎は7年しか使われなかったそうでその後は倉庫として利用されていたとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考にしたい洋式火鉢台。

 

 

 

 

 

部屋の角に置く家具。

 

 

 

 

 

 

緋毛氈の固い椅子。

 

 

 

 

新館に続く廊下。

 

 

 

 

 

 

 

木造骨組みにテンションをかけた新館カマボコ屋根。

屋根下の壁の上、四周にHOの線路が敷設され、鉄道スクエア創館当時は鉄道模型が走っていましたが、今は手前上の新しく設置されたレイアウトステージへと場を移しています。

 

あんな高所で長距離のレール拭きメンテナンスや複数フィーダの給電は、かなり手間がかかったことでしょう。それゆえの設置変更だと…

レイアウトはメンテナンスのことを考えずに理想と勢いで先走って創ると後でメンドクサイことになります(経験者談)

 

 

 

 

 

新設されたレイアウト。KATO製のモデルのようです。C56が牽く12系客車はSL「北びわこ」号。

 

 

 

 

 

 

レイアウトステージから見下ろしたフロアの展示物。あまりお子様向けの展示内容ではないので、プラレールで遊ぶスペースがあります。

 

 

 

 

 

この館の目玉展示の保存機関車2種。

 

 

 

 

 

 

 

 

国産初の交流電気機関車 ED70 1. かつて敦賀第2機関区で保存されているのを「雷鳥」から見かけました。

 

 

 

 

上方デッキからも観れます。このデッキ、以前には無かったような…?

 

 

 

 

 

外に出れるデッキがありました。踏切が鳴るので列車の通過前に分かります。

 

 

 

 

 

 

 

合図灯各種。オイルランタンのは欲しいかも。

展示物は比較的渋めで、テツのお子様にはあまりアトラクティブでは無さそうです。雪の影響か来館者は少なく静かでした。