名古屋線系統で活躍する非ワンマンの3両固定車では最古参の部類に入る1000系ですが所属が明星検車区であるため車庫への出入等で山田線を走ることもあり、3両編成の営業列車が無い時間帯に現れて驚いたこともあります。ひし形パンタを2基搭載するMc車を先頭に山田線を走る姿は普段とは違った感じに見え、回送列車では種別灯を両側共点灯させるので尚更です。


(2023.10.23 松ヶ崎〜松阪間にて撮影)

 回送で明星車庫へ向かう1000系T08です。同系は現在T04・T05・T08の3編成が残存していますがいずれも標準塗装で、昭和の近鉄電車らしさを感じられます。いつ全廃になってもおかしくない形式ですが代替車両が来ないことにはそれが出来ないため暫くは現状維持が続くことになりそうです。

 

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