■1月12日(日)
余呉界隈で撮影の後、681系のしらさぎ編成を使用した特急「サンダーバード27号」を撮る為に敦賀方面に抜けてきた。当初は新疋田駅で撮る事を考えていたが、駐車場が満車で入れない。殆ど同業者なのだろうか?
敦賀市内まで車を走らせて過去に撮った事がある撮影ポイントをウロウロするが、高速道路や新幹線が出来たので制約が多く、まともに撮れる場所が無い。綺麗に編成撮りをする事は諦め、681系と分かり、6両と3両を繋いでいる部分が分かれば良いという風に考えを変えてみた。
↑色々と妥協したが、90年代の「サンダーバード」の雰囲気は出せた気がする。
4027M 特急「サンダーバード27号」 北陸本線 新疋田→敦賀 (福井県敦賀市市橋) 2025.1.12
積雪量も多くなく、この界隈で粘ってもあまり良い画は撮れないと判断して余呉に戻る事にした。往路と異なる刀根~柳ヶ瀬と旧北陸本線のルートで南下していると陽が傾き、夕景になってきた。そしてあと数分で上りの特急「しらさぎ」が通過するタイミングで午前中にも撮ったポイントへ戻って来た。
↑山の木々に付着した雪は落ちたが、夕方になりまた違う雰囲気になってきた。
12M 特急「しらさぎ12号」 北陸本線 余呉→木之本 (滋賀県長浜市余呉町下余呉) 2025.1.12
↑別角度で。山と雲の表情が良い感じになってくれた。
12M 特急「しらさぎ12号」 北陸本線 余呉→木之本 (滋賀県長浜市余呉町下余呉) 2025.1.12
そして最近、EF510が牽引する貨物列車に「がんばろう能登」のヘッドマークが掲出されているとの事で運用を調べた。日曜運休だったり遅延だったりでタイミングが合わなかったが、1本だけ貨物列車のヘッドマーク付を撮る事が出来た。いくつかバリエーションがある様だが、EF510は元々寝台列車を牽引していた事もありヘッドマークがよく似合う。
↑寝台特急「北陸」を模したヘッドマーク。男前によく似合う。
4060レ 高速貨物列車 EF510 北陸本線 余呉→木之本 (滋賀県長浜市余呉町坂口) 2025.1.12
段々暗くなってきたが、撮れる間は粘り続ける。積雪もあり日没後も景色が黒く沈まないので、意外と色々と撮れてしまうのでありがたい季節だ。
↑日没後の冷たい景色の中を681系が往く。ヘッドライトが存在を主張するので引き締まった画になってくれる。
11M 特急「しらさぎ11号」 北陸本線 木之本→余呉 (滋賀県長浜市余呉町坂口) 2025.1.12
そして再度アウトカーブへ。車両の輪郭が認識できるギリギリの明るさで2本の列車を立て続けに撮る事が出来た。この間約2分だが、みるみるうちに空の表情が変わるのが面白い。
↑1時間前に撮った時とはまったく異なる画になった。室内の照明が美しく映える時間帯だ。
5060M 特急「しらさぎ60号」 北陸本線 余呉→木之本 (滋賀県長浜市余呉町下余呉) 2025.1.12
↑この様な景色はテールライトがよく似合う。すぐに表情が変わる景色は撮るのが難しいが楽しい。
3480M 新快速 223系 北陸本線 木之本→余呉 (滋賀県長浜市余呉町下余呉) 2025.1.12
次の特急「しらさぎ」が通過するのは1時間後なので、確実に撮影が難しい時間帯。基本的に帰路に就くが、11号で敦賀に行った681系が折り返し14号となり、米原で丁度良い時間帯で撮れる模様。撮れるものは撮ろうとしつこく追いかける事にした。
↑この日は6運用のうち681系は1運用しか入っていないので追いかけるのに苦労した。
14M 特急「しらさぎ14号」 東海道本線 米原 (滋賀県米原市米原) 2025.1.12
↑いつの間にか老朽化が進んでいるが、まだまだ頑張って欲しい。
14M 特急「しらさぎ14号」 東海道本線 米原 (滋賀県米原市米原) 2025.1.12
後で知ったが、撮影日の時点で681系しらさぎ色は6両編成2本と3両編成1本しか稼働しておらず、追いかけた特急「しらさぎ」「サンダーバード」の運用で全ての様だった。そんなに数を減らしていたのかと寂しい気分になった。暫くはこの状況が続く様なので、可能な限り撮っていきたい。