-笹原田(17:35発)-天矢場(17:51着・18:00発)-
市塙駅から谷間の水田地帯を東へ進み、笹原田駅が見えてきました。
笹原田駅に着きました。
第三セクター化されてから設置された駅で、
駅舎はなく、駅前に小規模な駐輪場があるのみです。
ホームは1面1線の単式。
14人掛けのプラベンチがありますが、
1日利用者数は10人あまりで、真岡鐵道で最も利用者が少ない駅です。
ただ、さっき見た列車から中学生くらいの子が降りて、
自転車で奥の方へ向かっていったから、ちゃんと利用者がいるのは確か。
少し休憩して、次の駅へ。
再び県道に戻って、さらに先へ。
相変わらず谷間の水田地帯が続いていますが、
谷が狭まってきた気がします。
水田が途切れるあたりが茂木町と市貝町の境界。
町境がちょうど緩やかな登りのピークでした。
あまり実感はありませんでしたが町境は分水嶺とも重なり、
市貝町までは利根川水系でしたが、茂木町は那珂川水系に変わります。
いったん県道を離れて、天矢場駅へのアプローチ。
駅近な場所に建っていたのは葬祭場。
ただし、現在は数百メートルほど南へ移転した模様。
何かしかの理由で車が使えない人でもアクセスはしやすい…けど、
ここに建ってた目的はそれ?
最後の途中駅・天矢場駅に着きました。
こちらも第三セクター化後に開業した駅。
立派な駅前広場がありますが、
1日利用者数は笹原田駅よりわずかに多い程度。
ホームは1面1線の単式。
やはり、10人以上腰掛けられるプラベンチが設けられていました。
休憩中に茂木行きの列車が到着。
乗降は無く、そのまま終点へ向けて発車していきました。
次はいよいよゴールの茂木駅。
時刻は18時過ぎ、ちょっと薄暗くなってきたような気がします。
まずは踏切を渡って、先ほどの道に戻ります。
先ほどと似たような風景ですが、
今度は緩やかな下り坂。
右手の水田も進行方向に下がる傾向。
巨大な切り通しを通過。
なかなかの迫力。
そのまま進むと、さっきの列車が帰ってきました。
アンダークロスを越えた先に、道の駅もてぎがありました。
裏手からSLを間近に見物することができる場所としても知られていますが、
日没間近で閉店間近ともなれば、駐車している車も多くありません。
お土産がないか覗いてみたのですが、
時間的に思うようなものが無かった。
道の駅でここまで歩いてきた道を離れ、逆川沿いの遊歩道へ。
ここはすぐ横を線路も走っています。
まもなく線路からは離れましたが、
遊歩道は川に沿って続いていました。
ここまで来れば、ゴールまであと少しです。
(その13へ続く)
市塙駅先から天矢場駅手前までのGPSログ(1/30,000)です。