真岡鐵道全駅間歩き その12・小さな分水嶺を越えて茂木町へ | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その11からの続き

 

-笹原田(17:35発)-天矢場(17:51着・18:00発)-

 

 

市塙駅から谷間の水田地帯を東へ進み、笹原田駅が見えてきました。

 

笹原田駅に着きました。

第三セクター化されてから設置された駅で、

駅舎はなく、駅前に小規模な駐輪場があるのみです。

 

 

 

ホームは1面1線の単式。

14人掛けのプラベンチがありますが、

1日利用者数は10人あまりで、真岡鐵道で最も利用者が少ない駅です。

 

ただ、さっき見た列車から中学生くらいの子が降りて、

自転車で奥の方へ向かっていったから、ちゃんと利用者がいるのは確か。

 

 

 

少し休憩して、次の駅へ。

再び県道に戻って、さらに先へ。

 

相変わらず谷間の水田地帯が続いていますが、

谷が狭まってきた気がします。

 

 

 

水田が途切れるあたりが茂木町と市貝町の境界。

町境がちょうど緩やかな登りのピークでした。

 

あまり実感はありませんでしたが町境は分水嶺とも重なり、

市貝町までは利根川水系でしたが、茂木町は那珂川水系に変わります。

 

 

 

いったん県道を離れて、天矢場駅へのアプローチ。

 

駅近な場所に建っていたのは葬祭場。

ただし、現在は数百メートルほど南へ移転した模様。

何かしかの理由で車が使えない人でもアクセスはしやすい…けど、

ここに建ってた目的はそれ?

 

 

 

最後の途中駅・天矢場駅に着きました。

こちらも第三セクター化後に開業した駅。

 

立派な駅前広場がありますが、

1日利用者数は笹原田駅よりわずかに多い程度。

 

 

 

ホームは1面1線の単式。

やはり、10人以上腰掛けられるプラベンチが設けられていました。

 

 

 

休憩中に茂木行きの列車が到着。

乗降は無く、そのまま終点へ向けて発車していきました。

 

 

 

次はいよいよゴールの茂木駅。

時刻は18時過ぎ、ちょっと薄暗くなってきたような気がします。

 

まずは踏切を渡って、先ほどの道に戻ります。

 

 

 

先ほどと似たような風景ですが、

今度は緩やかな下り坂。

 

右手の水田も進行方向に下がる傾向。

 

 

 

巨大な切り通しを通過。

なかなかの迫力。

 

 

 

そのまま進むと、さっきの列車が帰ってきました。

 

 

 

アンダークロスを越えた先に、道の駅もてぎがありました。

裏手からSLを間近に見物することができる場所としても知られていますが、

日没間近で閉店間近ともなれば、駐車している車も多くありません。

 

お土産がないか覗いてみたのですが、

時間的に思うようなものが無かった。

 

 

 

道の駅でここまで歩いてきた道を離れ、逆川沿いの遊歩道へ。

ここはすぐ横を線路も走っています。

 

 

 

まもなく線路からは離れましたが、

遊歩道は川に沿って続いていました。

 

ここまで来れば、ゴールまであと少しです。

 

 

(その13へ続く)

 

 

市塙駅先から天矢場駅手前までのGPSログ(1/30,000)です。