中部・北陸観劇旅 2023年霜月 その11 | 続アメマのおとしもの

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黒部峡谷鉄道で雨の中を欅平に向かっています。

同じ車両にいた中国人家族は、最初は景色をスマホで撮影したりテンション上がってましたが、30分もすると飽きてきて寝てましたね。結局、インバウンド客なんてそんなもんです。私は秘境の美しい景色に全く飽きませんでした。

 

 

 

崖のところに大きな穴があって、そこから大量の水が流れ出ています。あれは新黒部第二発電所の放水口トンネルだそう。

40年以上前に来たときにも見ていると思いますが、全く記憶になくて今回再訪して新たな発見ばかりです。

 

 

 

対岸に見える建物が黒部川第二発電所で、1936(昭和11)年に建設されました。黒部川に架かる赤い鉄橋は発電所への専用線。

 

 

 

猫又駅から分岐する専用線。

 

 

 

広い構内の猫又駅。関西電力の専用駅で、一般客の乗降は不可。

 

 

 

構内には重機やダンプカーが置いてあり、この路線が観光鉄道だけではないことを感じさせます。

 

 

 

黒部川の川幅も段々と狭くなり、山深いところまできましたね。

 

 

 

少し変わった形の山は東釣鐘山で、黒部川流域では珍しく石灰岩が隆起して出来た山だそう。

 

 

 

よくもまぁこんな険しいところに、ダム建設の為とはいえ鉄道を敷いたのはスゴイです。その前に人が歩いてこの未開の地に入った訳ですからね。

 

 

 

鐘釣駅に停車。ここは宿泊施設や温泉などがあり、一般客の乗降も多い駅。しかしこの日は年内の営業が終わっていたため、乗降客もありませんでした。

 

 

 

鐘釣駅の安全側線はスイッチバックも兼ねています。

 

 

 

川幅もさらに狭くなり、秘境感がさらにさらに出てきました。

 

 

 

おっ!山頂付近には薄っすらと雪ですね。

 

 

 

次回につづく・・・。