おはようございます。

 

 

本日も、昨日に引続き、函館本線・5881D列車の乗車レポートを投稿してまいります。

 

 

渡島沼尻を出発しても、徐行区間はなお継続中です。

最初は、鹿さん対策なのかな?と思っていましたが、後日、本当の理由を知りました。

 

 

鹿さん対策…と思っていたら、本当にいたー!

鹿さんが複数居るではありませんか!

 

運転士さん、急いで警笛を鳴らして急ブレーキを掛けます。

 

 

間一髪、急ブレーキは間に合ったようですが、線路脇へ逃げた鹿さんを数えたところ、6頭いました。

群れで行動しているのでしょう。

 

 

先程とは違う場所ですが、ここにも鹿さんがいました。

 

 

ヨンマル引退記念のポスター。

国鉄からJR、いくつもの路線の廃線、そして北海道新幹線開業。

 

世代交代はもうすぐです。

 

 

場内進行。渡島砂原停車。

 

 

カーブした駅であるのが特徴です。

 

 

渡島砂原には7:24の到着。

 

 

この区間、北海道と本州を結ぶ夜行列車が定期運行されていた頃は、確かトワイライトエクスプレス、急行はまなす、そして快速ミッドナイトの3列車が砂原支線を走行していました。

 

当時は何km/hでこの区間を走行していたのでしょう。

 

 

晴れの日も、雨の日も、雪の日も、風の強い日も、霧の濃い日も、ヨンマルはいつもそこに。

それにしてもこの雪化粧、すさまじいですね。

 

 

列車を降りた後に気づいたのですが、この砂原支線、意外にも線路の路盤が弱いのだそうです。

線路の保守では、レールなどの構造物を良好な状態に保つ基準として「整備基準値」というものが設けられていますが、軌道が歪む「軌道変位」と呼ばれる現象が進み基準値を超過した場合、それこそ45km/hや25km/h以下の徐行、運転中止といった規制が実施されます。

雪の降りやすい時期はともかく、融雪期に入ると急速な気温上昇により線路状態が悪化しやすく、そうなると基準値を超過しなくても路盤の状況を維持する関係で徐行運転が行われているのだそうです。

 

 

場内注意、掛澗停車。

 

 

掛澗ではコンテナ貨物列車が待機していました。

 

 

掛澗には7:31の到着。

 

 

長編成のコンテナ貨物列車は、どこまでいくのでしょう。

 

 

 

尾白内に近づくにつれて、牧場が近づいてきました。

 

 

尾白内には7:36の到着。

沿線の牧場や農園に勤務する外国人労働者の方が複数名乗車してきました。

 

 

尾白内を出ると、次の東森までは直線区間が続きます。

高低差こそありますが、この直線の先に東森駅があります。

 

 

車内で見かけたポスターより。

確かにヨンマルは車内に空調が付いていません。

暑さと闘いながら乗務する運転士さんの苦労話が書いてある1枚でした。

 

 

前方に注意信号が見えてきましたが、これ、実は森到着前、最後の閉塞信号機です。

 

 

最後の停車駅、東森には7:40の到着。

 

 

東森を出たところで、ようやく徐行解除信号機が見えてきました。

 

 

沿線にはニチレイフーズやマルハニチロの工場があり、ここでの通勤で砂原支線の列車に乗る方も少なからずいらっしゃるようです。

 

 

場内注意。森停車。

左側に見えるのは大沼公園へ向かう線路です。

 

 

徐行こそ解除されましたが、黄色信号で45km/hの速度制限がかかっています。

 

 

進行方向右側には内浦湾が見えてきました。

 

 

終着、森には7:44の到着。

 

列車は到着後、車庫へ引き上げました。