大阪線では大阪上本町発着の一部列車に4両編成が存在し、トイレの無い編成による運用だと2430系や2800系等数多くの形式が充当されるので趣味的に面白いですが先に書いた2形式はどちらも抵抗制御の古参車であり、B更新を受けて長く活躍しているもののあと数年で本格的な置き換えが開始されることは間違いありません。両形式のうち2800系は最初から冷房車として竣工しており、AX16とAX17が最初から下枠交差形パンタを搭載するほかそれ以前の編成も一部がひし形から下枠交差形に交換しているためオールひし形の編成に出合えるとラッキーって思えます。


(2024.2.28 法善寺〜恩智間にて撮影)

 4両単独で大阪上本町へ向かう2800系AX06の普通電車です。ここを通過する普通電車も昔に比べると本数が減少し、日常の光景のはずなのに貴重さが感じられますが種別灯非点灯で走る4両編成の列車を見るとローカル感を感じられ、「河内国分の手前なのに・・・」って思うこともあります。


(2024.9.21 法善寺〜恩智間にて撮影)

 同じく4両単独で大阪上本町へ向かうAX06です。1枚目とは異なりこちらは区間準急であるため種別灯が左側のみ点灯しているほか種別表示も緑色であるため雰囲気がやや異なり、見た目は準急と殆ど変わらないため優等列車らしさを感じられます。ただ区間準急は近鉄八尾まで各駅に停車するためこの付近では見た目は準急、中身は各駅停車になってしまいますが・・・