3月9日 ごった煮記事 | ハンター湘南の旅ブログ

ハンター湘南の旅ブログ

旅行・地理・交通機関・臨時バス調査・昭和レトロ・吹奏楽鑑賞・街歩き・昭和歌謡・高校野球・学校教育・国鉄etc.

テーマ:
多忙のため、時間バラバラ更新となってます。
 
今日は3月9日、
さようなら★親不知、後の歯医者は結局2日後の月曜になり、今日は予定なし。

急遽、演奏会など、探し尽くしたが、九州とか遠い場所ばかり、関東では何もない特異日のようだ(いや、漏れの可能性あり)
 
「3月9日 吹奏楽部」「3月9日 定期演奏会」などと検索すると、レミオロメンの曲ばかりヒットして大変だった(笑)
 
処方された歯の痛み止めなどを飲んだりするし、結局、今日は自宅引きこもりで、PC内の整理や、過去のウルトラクイズ(15回・16回)のビデオを見たり
 

 


ついこないだ泊った場所を、改めてテレビで見た
 
それにしても、東京ドームにバニーちゃんが普通に居たり、他でも今では放送が厳しそうな、時代を感じる部分も多々あった。
 
さて、話は変わって甲子園のネタ
幸か不幸か、神奈川勢はいずれれも平日だった
仮に、土日になっても歯医者と重なる可能性も高く、現地観戦は半ばあきらめていた
横浜が勝ち進んだとして、準決勝か決勝に行けるかどうか
どうして決まって2月に歯が痛くなるんだ!
7年前はすぐ治療は終わったが、14年前は完治まで3か月かかり、春休みの計画は崩壊したのだった。
 
さて、また話は変わって
PC内の画像を整理し、500枚以上削除しち。
PC内の渋滞が解消が少しは改善された気がする
でも1万枚以上収まっているので、さらに対策が必要
 
思わぬ場所に神奈中の「淵24」の写真が保管されていた、いつもの中型車。
登戸駅付近で撮ったと思われる。
この時はバスには乗ってなかった、まさか、川崎市から神奈中バスが消えてしまうとは!
 
その日は、読売ランド前駅の「箱根そば」がやってなくて、ガックリしたほうが印象に残っている
 
画像はUSBに別保管しているから、思い切って消してもいいが、当ブログに昔の画像を貼ったり、時折癒し目的で見るので、PC上に残しておくと何かと便利で、なかなか決断できない。
 
さて、神奈中「淵24」が今話題となっているが、三重県では本州2番目の長距離路線
「松坂熊野線」も3月末で廃止決定
 
昨年6月に乗っておいたので、その時のレポートを抄録しました。

熊野市駅前を経て、6時47分頃、東京からの夜行バスは三交南紀に到着。

やはりと言うか、バスの車庫しかない場所であった。

20分も早着、一般道経由時代とダイヤを変えていないのかも。

 

降りたのは私一人、幸い、ここで乗り継ぐライバルらしき人は無かった(当然か)

 

この旅のメインイベント

三交南紀始発、松阪中央病院行きは7時36分発(平日ダイヤ)

松阪熊野線、別名「熊野古道ライン」

134.8km

 

約50分もの待ち合わせとなった

いちおう、営業所には簡単な待合室はあったが、朝のラッシュ前で運転手の点呼等でバタバタしていて落ち着かない。

 

時間を潰しきれずに車庫へ戻ると、松坂中央病院行きの幕が見えた

 

7時30分ぐらいになると、マイカー送迎で一般客が集まり始めた、少しほっとした。

が、それは同時刻に出発する名古屋行き高速バスの乗客と次第に分かる。

間もなく新宮始発の名古屋便が入ってきた、同時にすぐ後ろに、私が乗るバスがスタンバイ

 

当然、皆さんは名古屋への客

ただひとり、後ろの一般バスに乗る

 

いや、もう一人若い男性が乗っていた。多分地元の方で最寄り駅まで行くのだろう、と、この時は気にしていなかった。

 

7時36分定刻出発

長い長い旅の始まり

 (2025年3月現在、平日のこの1本だけの運行です、土休日は既に廃止されたようです)

 

海岸を走る区間は、意外と少なかった

 

朝のラッシュになるが、新たな乗客は無いまま、熊野市駅に到着

木本高校への利用者はゼロで、それどころか、駅周辺に人の気配が無い。

上下線とも7時台に列車が無いせいもあるが、地元の小・中学生も歩いていない。

 

寂れた商店街を行き、尽きるとたちまち急峻な山が迫る

鬼ケ城の岬をトンネルで抜ける

鬼ケ城への路線バスは全国時刻表に長らく載っていて年々本数が減らされていたが、今年遂に廃止になってしまった、遅かった。

 

大泊からは国道42号は鉄道から離れ、内陸部へ分け入り、峠を越える

 

鉄道も長大トンネルがいくつも掘られ、難工事区間であり、昭和34年7月、国鉄の「本線」としては最後の開通となった、曰くつきの区間でもある。

 

まず、つづら折りの佐田坂を登って小坂峠を越えて、新宮川の流域である熊野市飛鳥地区へ入るが、小・中学生の短区間利用は無し

ただ、すれ違うバスには7~8人ぐらいの通学客が確認できた。

 

国道は整備され、峠道も難なく通過

さらに高速道路も整備され、いよいよ特急「南紀」にとっては脅威に

 

次は大物の矢ノ川峠を越えるが、2つの長いトンネルであっさり通過

 

かつては熊野市(当時は紀伊木本)~尾鷲を国鉄バスが2時間40分もかけて繋いでいたので、相当な悪路だったのだろう。

立たされたら地獄で、あの四国三大走りの土佐佐賀駅の如く、夏休みなどには席取り競走が繰り広げられていたのだろう。

 

山岳地帯から突如尾鷲市街へ急変

おや、尾鷲市のシンボル的存在だった火力発電所が無い!

いつの間にか無くなっていた

人口の少ない尾鷲市財政の屋台骨的存在が無くなり、どうする尾鷲市!

 

市内での地元客は、まさかのゼロ

高校への通学にはギリギリの時間帯だが、9時前に市役所や病院へのお年寄りの利用すら無かった。

 

海山町に入り、そろそろ休憩たいむ

が、道の駅は通過してしまい、何にもない海山バスセンターで停車、あれれ・・・

道の駅じゃなかった、勘違い

 

15分休憩

道の駅で朝食を仕入れる計画だったが、何もない。

昨夜、横浜でおにぎりを仕入れていなかったら悲劇だった。

 

海山バスセンター出発

 

しばらく海が見え隠れ、三野瀬付近

 

紀伊長島町に入り

尾道っぽい雰囲気

渡船もあるようで、今度探訪したい。

町中で、ようやくまともな乗客が乗ってきた

 

ここからは志摩半島の鞍部を峠越え

鉄道も数多のトンネルと回り道で蒸気機関車時代の苦労が地図から読み取れる、

 

荷坂峠を越えて大紀町域に入ると宮川水系に入り、お伊勢さまの空気を感じる。

 

ずっと紀勢本線が並走

列車の姿は見られず

 

梅ケ谷と大内山の「力士連続」地帯を通過して、大台町の中心部へ

 

今度の休憩ポイントは間違いなく道の駅だった、食糧にありつけて助かった。

道の駅奥伊勢おおだいで15分休憩

 

 鉄道の駅も隣接し、ディーゼルカーがちらっと見えた

 

乗客は私だけになり(いや、始発から引き続き、もう一名あり…)リフレッシュして出発。

どうやら、運賃は上限額に達したようで、ここから約1時間半はタダで乗っているようなもの

 

高速道路が出来てトラックが激減し、あちこちに駐車場付き食堂の廃墟が見られた。

 

多気町域に入り、

VISONなる場所へ

お恥ずかしながら、昨日まで三重交通の車庫を兼ねたドライブインか何かと思ってました。

そこは巨大な商業リゾート商業施設で、関東で同じようなものを見たことがない。

 

さぞかし大勢の客が乗ってくるかと思いきや、まさかのゼロ

残念ながらここでの休憩は無く、あっさり通過。あわわ~

 

多気町中心街の相可は高校生レストランで有名な相可高校がある。

ちなみに多気駅は参宮線が分岐する拠点駅だが、中心街ではない。

ダイヘンへのシキ車はまだ運行しているのだろうか?

 

松阪市内に入って住宅が増え、ようやく地元客がパラパラ乗り始め、心底ほっとした、乗り始めて4時間が経過していた。

他の系統も増えて、少々渋滞気味に松坂駅に着いた。

 

松阪市内を除いて、利用客は皆無に近く、VISON以南は廃止やむなしの状況だ。

これじゃ補助の対象にならない

 

乗客は3人だけになり、うち地元客は1人、始発からの客2名

7分間の調整時間を消化してもなお10分の遅れ。

病院までのラストスパートはまた渋滞気味で、耐久戦の様相を呈してきた。

 

まずい、12:48発の快速「みえ」に間に合わないかも

 

一つ手前で降りれば十分間に合うが、最後の一区間乗り残しは癪で、終点まで行こう。

 

ゴールが見えた!

 

1つ手前の停留所で、始発から乗って来た唯一の「ライバル」が降りた!

私を意識してかは不明だが、単独トップ確定

そして、終着の松坂中央病院に到着

遅れもあり、約4時間40分の旅だった。

 

それにしても、過疎・マイカー・乗務員不足という三重苦を強く感じたバス旅でもあった。

 

 

以上、2024年6月の乗車記でした

年度末には混雑が予想され、4時間立つ羽目になりそうなので、お早めに。。。