2月18日(土)
大鰐線の撮影地から車で20分。
24列車 弘前行
ちょうど14時40分発の24列車の改札が始まる時間でしたので改札内へ。
列車を通りぬけ冬季は黒石駅に常駐しているキ104の状況を見に行きます。
ん…(?)
んん…(???)
ED33 3
んんん…(⁉⁉)
キ104
まさかの弘南鉄道弘南線のラッセル車キ101が出発に向けて待機しているではありませんか…(!!)
まさかの稼働という驚きの展開です…(!!)
午後便のラッセル車は出発待機している24列車の後を追うように黒石駅を出発するダイヤのようなので急いで車に戻り撮影地へ向かいます。
ということで尾上高校前駅近くの撮影地へ。
撮影地にはすでに人だかりができていたので端の方に入らせてもらいます。
しばらくすると遠くから古めかしい警笛と独特なジョイント音が響いてきます。
1006レ 弘南線ラッセル
雄大な岩木山をバックに車齢90年を超えるラッセル車が駆け抜けていきます(!)。
ラッセル車を押しているED33 3も車齢100年を超える車両であり、古豪の老兵が雪原を駆け抜けていくのはとてもカッコイイです。
ここの区間は高架線になっており雪を掻きませんが車体側面の形状がよくわかります。
ラッセル車は次の津軽尾上駅で弘前からやってくる23列車との行き違いのためしばらく停車。
津軽尾上駅より先に先回ります。
1006レ 弘南線ラッセル
線路脇に電柱があるためかそこまでウィングを開きませんが、線路脇にたまっていた雪をはじいていきます。
そしてけっこうスピード出すのですね。
ラッセル車は先の平賀駅でも少々運転停車(?)をするようなので先回り。
平賀駅を過ぎると弘南線は弘前に向けて線路を西に90度曲がるので上手くいけば順光で撮影できそうです。
1006レ 弘南線ラッセル
カーブを通過してやってきたラッセル車は雪を飛ばしながら弘前に向けて駆け抜けていきます。
真っ白い雪の中ですと黒いラッセル車と紅い機関車は目立ちますね。
1006レ 弘南線ラッセル
引きでもう一枚。
渋くてカッコイイです。
ラッセル車はこの先の新里駅で今度は弘前からやってくる25列車(黒石駅で先行して出発した24列車の折り返し便)と行き違いをするので少々停車。
また先回りして撮影をします。
25列車 黒石行(後追い)
ラッセル車が待機する新里駅に向けて黒石行の列車が侵入いていきます。
25列車が新里駅を離れると同時にラッセル車も出発してきます。
1006レ 弘南線ラッセル
進行方向左側を中心に雪を排雪しながらラッセル車がやってきます。
1006レ 弘南線ラッセル
引きでもう一枚。
フランジャで線路内にたまっていた雪を排雪していきます。
ということで今日の撮影はここまで。
まさか弘南鉄道のラッセル車「キ104」が動いてくれるとは思いもよりませんでした。
弘前の地で冬の鉄路を守る古豪の電気機関車に押される老兵のラッセル車素晴らしい組み合わせです。
さてさて、ラッセル車は弘前到着後しばらく停車するようなので弘前駅に行ってみます。
その④に続く。