こんにちは！
本日、「東京統括センター 東京常務ユニット」の団体交渉結果の労働組合資料が更新され、そこで機関車の今後が示されました。EF81とEF64に関する記載です。その記載を見ていきたいと思います。
https://www.jtsu-e-tokyo.com/_files/ugd/57fa70_288751fce626490f82f36f7b7b07466c.pdf
EF81とEF64については以下のように記載されています。
【組合】
◆ＥＦ８１系が４両とＥＦ６４系が１両残ると掲示であったがどうなのか。
【会社】
◆使命が残るということであり、ＥＬは全廃に向けて調整を行っている。全廃の時期は未定である。けん引機の使命があれば残さなければならない。
このように書かれており、東京常務ユニットの担当する範囲内にEF81 4両とEF64 1両に「使命が残る」ことが明らかとなりました。EF81 4両は尾久所属のEF81 80 ,81,95,139でしょうか？それとも新潟の車両も含まれるのでしょうかね？EF64は尾久所属車両はいませんので、高崎の1001 ,1053か新潟の1030,1031,1032,1051のいずれかでしょうか。乗務ユニットへの返答で、整備への返答ではないので、このあたりは微妙なのかなという気がします。
また、EL全廃の時期は未定とのことで、機関車もしばらく残りそうですね。2024年度を以て、EL完全撤退とはならなさそうだということがこの資料で分かったのかと思います。
EF81 95
また、別の資料ではカシオペアの今後を示唆する内容もありました。
https://www.jtsu-e-tokyo.com/_files/ugd/57fa70_2201af241630414caac23e59cdcd1004.pdf
この資料の上野統括センター田端乗務ユニットに関する質問で以下のような記載があります。
【組合】
◆要員数として乗務にあたる乗務員数を明らかにすること。
【会社】
◆臨時列車として、工事臨時列車、カシオペア、多客臨時列車などを担当し、要員としては１０名である。
改正以降の田端常務ユニットの担当車両にわざわざカシオペアが名指しで書かれています。このことから、カシオペアはダイヤ改正以降も残留する可能性が高くなったのかなと思います。
この2つを考えると、先ほどの機関車の「使命」にはカシオペアも含まれていそうですね。EL全廃時期は未定とのことでしたが、その一因にはカシオペアのことも絡んでいるのでしょうかね？E493系はトタ81,82の配給をこなし、長編成でも大丈夫そうですので、機関車はこういったイベント列車用に残すという側面もありそうですね。
一方、2025年度まであと一ヶ月を切っているにもかかわらず、まだ機関車が配給などをこなしている現状も気になるところです。あと一ヶ月でこれらを本当にすべてE493系に置き換えるのでしょうか？2025年度の事業用運用の行方も注目です。
2024年度で全廃予定だった機関車は、2025年度も一部が残りそうです。ただし、将来的には全廃予定の方針に変わりはないと今回の資料でも明らかにされていますので、今後の活躍が短いということは間違いないのかなと思います。
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