2023年、南海8300系の泉北高速鉄道バージョンとして製造された通勤型車両、泉北高速鉄道9300系の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery












概要
泉北高速久しぶりの新形式は、南海電車と共通仕様の車両として導入されました。とはいえ塗装、内装の違いで全く別形式の装いです。
内装はベースが南海本線向け8300系となっており袖仕切りが低くドア横空きスペースのある仕様です。内装は全体的に非常に濃い木目系でまとめられているのが特徴で、シートも濃淡2色の赤色をもちいたバケットシートになっています。床面もフローリング調にまとめられておりあたたかみがあります。また優先座席は他形式同様、黄色系のモケットが採用されました。ドア上には千鳥配置でLCDディスプレイが1基ずつ設置されています。吊り輪や車いすスペースのヒーターまでしっかり茶色系で徹底されているのも魅力です。
この3月で歴史に幕を閉じる、泉北高速鉄道。ここから南海電鉄泉北線となったのち、この車両はどのような変化を遂げるのか注目です。
関連項目
その他
こちらの鉄道情報サイトに参加しています
よろしければ1日1回、クリックしていただけましたら幸いです。