つい最近のことですが阪神の急行系車両で一大勢力の8000系をリニューアル前の赤胴車塗装に戻すことが発表され、しかも1編成限定ではなく全編成が対象なので「阪神も思い切ったことをするなぁ」って思ってしまいました。最終的に現行塗装を維持するのは9300系だけになりますが8000系の赤胴車塗装復帰を機に9300系にも1編成だけで良いので赤胴車塗装をやってみたら良いのではって思うようになり、是非検討して頂きたいです。
(2019.3.9 姫島にて撮影)
西宮行き急行に充当される9300系9501Fです。同系は3編成18両の少数派ですが8000系と共に各種別で幅広い活躍を見せており、急行は走行距離こそ短いものの両形式の撮影に向いている種別だと思っています。
(2019.3.9 姫島にて撮影)
9300系は急行系車両では最後の鋼製塗装車両であり、武庫川車両工業が新造した最後の阪神電車でもありますが同社が解散してから20年以上が経過した現在も同社で製造した阪神電車は多くが健在であり、8000系と普通用の5500系では武庫川車両とその後継にあたる阪神車両メンテナンスの両方の銘板を見ることが出来ます。また9300系では中間車のみクロスシートが導入されましたがこれは8000系のリニューアルでも採用され、初期施工車は中間車の全車、それ以外は3両目と4両目だけに工事が行われています。ただ8233F以降のリニューアル車は全車ロングシートのままですが・・・