(京阪電鉄連絡券) 北小松から 天滿橋ゆき | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和44年11月1日に全線が廃止となりました「江若鉄道」の北小松駅で、昭和44年3月に発行されました「北小松から 天滿橋ゆき」の乗車券です。

 

 

こうじゃくてつどう赤地紋券となります。

 

最上段に印刷のあるように、この乗車券は江若鉄道線から浜大津接続で京阪電鉄線への連絡乗車券で、拙ブログの2010年12月19日のエントリ「(江若鉄道) 蓬莱から 天満橋ゆき」にて廃札券をご紹介しておりますが、この券は着駅の「天滿橋」と「経由(浜大津)」は印刷されているものの、発駅は記入式となっており、発売枚数の少ない駅では発駅が記入式となる券を共用していたものと思われます。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

社名の(江若鉄道)は裏面に印刷され、発行箇所は記入式ですが記入漏れとなっています。