今日はKATO EF63の話です。信越本線横川-軽井沢の急勾配区間を行き交った補機、模型で協調運転が出来ますが、どうも走りがおかしかったのでメンテをやりました。ジャンパ栓パーツを切ってしまい交換もやっています。末尾にYouTube動画を追加しました。
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信越本線横川-軽井沢間;通称”横軽”専用の補機だったEF63です。66.7‰の急勾配区間、通過する全列車に2両連結され上り坂は後押し、下り坂は前補機で踏ん張りを効かせて?運転されていました。模型はKATO 3057-1、製品にメタルインレタが付属していたちょっと古めの製品ですが、金属文字の質感は大変いい感じと思います😁。必ず2両連結での運行というコトでEF63 3とEF63 12の2両が在籍しています。
489系の記事↓でロクサンとの協調運転(DCCでは総括制御)をやっている旨書きました。概ね順調だったんですが、発車時にロクサンの起動が遅い~集電不良というよりは何か突っかかっている感じがありました。
バラシて点検します。この製品;KATOのサスペンション機構付機関車構造が確立される少し前~過渡期的な製品と思われ、ウォームギヤを先に外さないと台車が外れない という特殊構造です。台車から伸びる集電板も上へ高く伸びる古い構造ですが
ボディー側の集電板はプラパーツを付けると前後2点支持になってサスペンションが効きます。
本題と直接関係ありませんが、モーター上の穴がおかしな形、2両とも同じなので意図された設計だったと思います。
この動力台車もあまり見ない構造ですよね~😅。品番3085以降は最新のサスペンション機構構造に改められたと思うんですが、何から何まで特殊構造..不具合が無い限りあまりバラさずに来ました。ウォームギヤを抜くのを忘れて変に力がかかったりすると壊しますからね😅。
今回は不具合を感じましたからバラしたところ、うわ、車軸の所がホコリだらけ..よくこんなんで走ってたな😅。ホコリ除去と軸受部の掃除をやりました。こちらはEF63 3
EF63 12の方はさほどホコリの噛み込みがありませんでした。2両前後入換えての運転もやるのに何でだ???
前にも書きましたがこの製品は最も太いジャンパ栓パーツを切ってしまいがち、あーあ、切れてました😅。今回の整備でやっちゃった ではなく切れていた感じです。下に外れているでっかいジャンパ開放栓受けだけボディー側装着なので、扱うときにボディーが浮いたりすると簡単に切れます。
前回もうパーツは無い と思っていたんですが、最後の1個が残っていました。9個もジャンパ栓パーツを買ってあって全部使った😲..もう15年位走っていますけどね。TOMIXがロクサンを再販したらしいのでKATOも来ないかな?ちょっと期待です。増備する訳では無く、追加パーツ入手が目的ですが😅。
実車写真に合わせ小さい方のジャンパ栓に黄色のペイントを入れて補修しました。
この製品は機関車では唯一?テールライトが点灯する仕様でした。導入当初知識が無くてデコーダを複数燃やしたとか苦労はあったんですが、テールライトもDCC制御で個別にOn/Off出来るようにしています。左の1End側はF1、右の2End側はF3(それぞれテンキーの1と3)で制御できるように配線しています。ヘッドライトはF0でOn/Off、点灯時は進行方向のみです。
写真下のようにDN163K0aのファンクション端子にケーブルを接続することでテールライトを点灯させています。両端の黒いのが製品に付いていたライト基板の先端だけをカットしたもの、裏側にテールライトのチップLEDがあります。写真上はEF62でDigitraxのDZ123取付(これもレアなデコーダ)、489系特急電車はFL-12,EM-13といったDCCフレンドリー対応のデコーダが付きます。異種デコーダの協調運転(DCC上は総括制御)は難しんですが、EF63のテールライトまで点灯させようと思ったら現状のDN163K0aが必須と思われるので、歩調合せの方で色々工夫します。
後押し運転の時は1End側のテールライト点灯、機関車同士と489系との連結面は全て消灯出来ます。
下り坂運転の時は最前部ヘッドライトのみ点灯と色々なシーンを楽しめます。走行の歩調合せも含め、ロクサン補機の横軽運転はDCCの強みを発揮できる運転なんじゃないかな?と思います。
追記;489系+EF63の話題はまだ続きます。2話先=DCC総括制御の工夫をやった記事のために撮ったんですが😅、EF63が後押しで軽井沢駅到着~自動解結をやって489系が発車して行くというYouTube動画↑~先行で貼っておきます😁。上述の通りDCCの強みを発揮できるシーン、ライト操作なんかも色々やっています。
最後までご覧いただきありがとうございました。