コロナ対策の終焉?JR東海 ホームライナー着席方式が変更 自由に席を選べる方式から座席指定方式に戻ることに


こんにちは!
今回はJR東海に関する記事を書いていきたいと思います。
JR東日本や西日本などでは既に消滅したホームライナーですが、JR東海ではまだ数多くの列車が残っています。静岡地区では373系を使用する「ホームライナー沼津」「ホームライナー静岡」「ホームライナー浜松」、名古屋地区の中央本線では383系を使用する「ホームライナー瑞浪」、名古屋地区東海道本線では681系,683系を使用する「ホームライナー大垣」が運行されており、通常の切符に330円を加えることで乗車することが出来ます。青春18きっぷでも乗車可能な列車であり、18きっぱーにも人気ですね。そんなホームライナーですが、ダイヤ改正から一つの変化が起こるようです。その変化というのが、着席方式の変更です。現在、これらのホームライナーでは自由に席が選べる方式が採用されています。この方式から通常の特急と同じような座席指定方式へと変わるようです。ダイヤ改正以降は、指定された座席にのみ座ることとなり、車内で自由に席を選ぶことは出来なくなるようですね。

静岡地区のライナーで使われる373系
結構大きな変化なのかなと思いますが、そもそも自由に選べる方式自体がJR東海にとってはイレギュラーな販売方式でした。というのも、2020年頃までは座席指定方式で販売されていました。なぜ2020年から自由に選べる方式になったのかといえば、コロナが流行したからですね。コロナの流行をきっかけにソーシャルディスタンスの重要性が叫ばれたのは記憶に新しいと思いますが、車内での他人との間隔を空けることが出来るよう、自由に選べる方式での販売へと変わっていました。その対応をダイヤ改正限りでやめるとのことのようですね。個人的には自由に選べる方式のままでも良かったのではないか?と思うのですが、指定方式に敢えて戻すのは理由があるのでしょうか?どうやら、座席のヘッドカバーを無くす為と案内されているようです。コロナ禍の感染対策重視の雰囲気が終了し、ヘッドカバー削減に踏み込みたいという思惑があるのでしょうかね。なにはともれ、自由タイプの整理券は改正以降買えなくなるようですので、記念に欲しい方は乗ってみると良いと思います。ただ、回収される便もあるようです。私が乗ったときは、静岡地区のホームライナーは回収されませんでしたが、大垣は回収されるみたいです。
ホームライナーも気づけば相当数が無くなってしまいましたが、JR東海は相変わらず残置し、更に追加料金も330円と安価ですから、凄いですよね。果たしていつまで運行し続けてくれるのでしょうかね?
最後までご覧いただきありがとうございました!