ID統合が始まる
JR東日本グループの統合IDサービス「JRE ID」の提供を2025年2月(予定)より開始します。
「JRE ID」をご利用になるお客さまは、JR東日本グループのさまざまなデジタルサービスを1つのIDでシームレスにご利用いただけます。
My JR-EASTが普及しなかったから、ぜひJRE IDには成功してほしいとは思う。
JRのアプリは発車間近に使いたい場合がある。
そんなときにアプリを久しぶりに使おうとすると画像認証から求められる。
あのイライラをなんとかしてほしい。
JRE IDは、2月末にひっそり始まっていたらしい。
開始を告知する2024年12月17日のプレスリリースがこちらのURLだ。
https://www.jreast.co.jp/jreid/info/pdf/20250227-01.pdf
ファイル名が20250227-01になっている。
ただ、当初対応するのはモバイルSuicaアプリ。
えきねっとは9月、JRE POINTアプリは2026年春だという。
モバイルSuicaアプリはJR東日本としては珍しく、非常によくできているし、機種交換の際の手続きも改善されてきている。
そして、すでにスマートフォンの生体認証が使えるようになっているので、JRE IDの必要性は低い。
どちらかというと、JRE POINTアプリ→えきねっと→モバイルSuicaの順番でJRE IDに対応してほしい。
ところが実際は逆なのである。
来年春まで JRE IDへの切り替えは見送りだな。
まあ、東京に出張するときしか使わないので、ゆっくりやってください。
ID統合の次
JR東日本関連のアプリがたくさんある。アプリの統合はしないのかね。
Google Playで、JR東日本のアプリを検索してみる。
こんなにあるのか! ・・・と言おうとしたが、1回の検索ではたくさん出てこない。
ここから先、最後までは個人調べによる偏見と感想で申し訳ないが、
Google Playはアプリケーションの名前の下に提供元の名前が出るよね。
- 「モバイルSuica -いつものSuicaがスマホで便利に-」は、「東日本旅客鉄道株式会社」
- 「JRE POINT アプリ- Suicaでポイントをためよう」は、「EAST JAPAN RAILWAY COMPANY」
- 「JR東日本アプリ 乗換案内・運行情報・時刻表」は、「East Japan Railway Company ICT」
- 「Ringo Pass」は、「East Japan Railway Company ICT2」
- 「えきねっとチケットレスアプリ-新幹線・特急の予約」は、「East Japan Railway Company eki-net」
- 「JRE WALLET」は、「EAST JAPAN RAILWAY COMPANY XR」
- 「JRE BANK -JRE BANKのお客さま向けアプリ」は、「楽天銀行株式会社」
楽天銀行は仕方がないとしても、なぜJR東日本は毎回名前を変えるのだろうか。
ICTの他にICT 2というのがあるから、必ず変えなければいけないというルールが存在するようだ。
このアプリの一覧はGoogle Playからひとつずつコピー&ペイストして作ったが、全角・半角、空白の入れ方、ハイフンの使い方、大文字・小文字の使い方もばらばらで、偽者歓迎という感じがする。
アプリを開いたときのUIデザインも毎回個性的で、開発体制の統率が取れていないんだろうなという感じがする。
都度都度、委託業者を使い分けているのですかね。
ひとつにまとめてしまうと、部署間・業者間でGoogleへの申請やリリース作業のときに調整するのが大変なんですよ、とか言ってそう(妄想)。
最近、「えきねっと」というタイトルのなりすましメールを主に中国から頂戴する。
えきねっとのサイトにも注意喚起が出ている。
www.eki-net.com
「えきねっと」をかたった偽SMS(ショートメッセージ)や偽メール(フィッシングメール)を送り付け、メールに記載されたURLから本物のサイトを模倣した偽サイト(フィッシングサイト)へ誘導し、個人情報を入力させる手口が確認されています。
利用客になりすましの注意喚起をするなら、自分たちが統一した名前を名乗るのが先である。
私たちは好きなニックネームを使い分けるけれど、客は偽者に注意しろよって、変でしょ。
なりすまし開発者がGoogleの審査をすり抜けて「EAST JAPAM RAILWAY hogehoge」とかを作っても文句を言えないよね。
East Japan Railway Company eki-netは、 本物の東日本旅客鉄道株式会社さんですか。
ID統合をやったら、アプリ統合や開発統率の強化をやってほしい。