写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2986列車 「 安寧編成!683系(N01f)の吹田出場試運転を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日も小雨が断続的に降り、冴えない空となる

関西でございます。

 

日中には幾つかネタが走りましたが、恨めしい

事に水曜という忙しい日でありまして、殆どの

ネタには参戦が叶いませんでした…

 

折角、ネタ情報を教えていただける身の上です

から出来るだけ参戦したいと考えてしまいます

が、お仕事を抱える身としてはそれも難しく。

 

無理はせずに、細々と楽しむ鉄活デイズなので

ございます。

 

 

さて、今回の更新は蘇芳色に身を包み、注目を

集める683系N01編成の試運転を狙ったご報告

でございます。

 

この4月より大阪と奈良を結ぶ定期特急として

季節臨から格上げの発表がなされました特急

まほろば。

 

定期、と申しましても毎日ではなく土休日のみ

の運行なのですけれど。

 

そのまほろば用として、リニューアルされた

683系3連が吹田からの出場試運転を施行して

おります。

 

 

2025-02-25 289系4両

北近畿と大阪を結ぶ特急こうのとり用の車両が

回送されていく場面を、手慰みとしてケツ打ち

致しましたのがこの日のウェルカムショットで

ございました。

 

ショバはこの日、流れ雲が多くて晴れたり

曇ったり曼荼羅になったり…気まぐれな空に

気を揉む状況でございます。

 

このケツ打ちもマンダーラを喰らってしまい

先行きに不安を抱えたスタートとなりました。

 

が、迎えた本番は嬉しい事に晴れ。

 

勝ったなガハハ!と心中で喝采しながら機材を

構え、挨拶ショットから撮影を始めます。

 

 

2025-02-25 試6781M

蘇芳色一色となった683系、遠くにその車体が

見えた所で、先ずは一コマ失礼をば。

 

古えの都が奈良にあった時代に伝来し、当時の

貴族社会で持て囃されたのがこの蘇芳色だとの

事で、奈良を走る特急の地色として起用されて

おります。

 

昔の近鉄車体みたいな色合いでございます。

 

 

2025-02-25 試6781M

屋根上には交直両用の機器がそのまま載った

683系らしい姿が確認できます、N01編成。

 

公式のアナウンスでは、色味の異なる2編成が

就行するとありまして今回の出場では安寧、と

愛称が付く編成の様でございます。

 

もう1編成の方は秋頃にお目見えの予定だそう

ですから、そちらも楽しみになります。

 

吹田を出場したこの時点では蘇芳色一色の車体

に窓周りが黒、屋根が明灰白色となります、が

これもイメージ図だと側面は金色になり前面の

貫通扉などに唐草模様が描かれております。

 

という事はこの後、車体にラッピングが施され

安寧編成として完成を見る形となるのでしょう

から、試運転時の蘇芳色単色は非常にレアな姿

なのかもしれません。

 

そう考え撮影に参戦したのですが、往路の方は

お仕事の都合がつかず、復路のみ、しかもまた

現着はギリギリでございました。

 

練習電がケツ打ちなのはその様な理由からで

ございます…

 

 

2025-02-25 試6781M

今回の決めコマ。

 

狙った画角、切り位置でスッピンの安寧編成を

仕留めましたのがこちらのコマとなります。

 

前回記事のあい風521系試運転でも触れました

窓のシェードは、やはり大阪方の先頭車だけが

車内を隠す形になっております。

 

後ろ2両は全開ですから日焼け防止とは違うと

思いますし、あの下されたカーテンの向こうで

どんな秘め事が繰り広げられているのか、など

気になって仕方がありません。

 

工場スタッフさん達が乗り込んで不具合などの

有無を確認されていらっしゃるだけなのだ、と

思いますけどね。

 

 

2025-02-25 試6781M

今回の〆。

 

3発目は接近灯にギリギリ接触寸前で撮れた為

こちらを〆として採用致しました。

 

ダメかと思いましたが、辛うじて車体に余計な

ものが掛からずに撮れました。

 

この安寧編成、試運転の翌日に宮原(操)へ回送

されております。

 

そちらへも参戦したかったのですが、生憎と

自治会の次年度役員選出会議があり、司会役を

担っておりましたワタクシは涙ながらに不参戦

となりました…

 

恐らくは宮原でラッピングされてしまうのでは

と思われますので、スッピン安寧はこの撮影が

最初で最後になるのでしょう。

 

 

2025-02-25 683系N01編成

オマケ。

 

ヘッドマークの無い特急車両でございますから

試運転表示は側面から狙っておきました。

 

また、シェードが全開の窓からは車内の様子も

伺う事が出来ます。

 

車内は鹿の剥製(首だけ)が飾られたり、せんと

くんの生首が祀られていたり、といった奈良を

強調する様な設えは見えず、ごく一般的な特急

車両の様に見受けられます。

 

当たり前ですね。

 

 

今月は神戸、岡山、広島で展示される事が既に

発表されております安寧編成。

 

うめきた新駅の完成、おおさか東線の全通と

いう事で大阪駅新大阪駅から直通で奈良へと

走る特急まほろばは新幹線客を取り込む事を

見越しているのでしょう。

 

そんな特急まほろばの新たなる門出を楽しみに

したいと思います。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!