こんばんは。
日本は島国であるためどこ行っても島であることに変わらないのですが、どうしても島にいるとぐるっと1周したくなるのは私だけでしょうか?こんな感覚になれる人募集中です笑さて、前回の引き続き九州2周目の旅、佐賀県を出発して今回は長崎県の絶景ポイントを目指していきます。佐賀県編では太良町までやってきましたので、今回は長崎を目指すわけですが、せっかくなので長崎本線の有明海コースをのんびり乗車していきたいと思います。
フリー切符ですのでいったん肥前浜駅まで引き返したうえで、長崎行きのキハ47に乗車していきます。長崎地区のキハ47は有明海と大村湾を意識した青色に塗装されており、外観がかなり目立つ色合いになっています。国鉄型のボックスシートに乗車して、いかにもな感じでのんびりとした旅の始まりです。
長崎本線は元々電化されていた路線で、かつ1時間に1本以上の特急が行き交う主要路線でした。しかし、ご存知のように2022年に西九州新幹線が開業したタイミングでJRの路線は維持しながらも特急は肥前鹿島~博多のかささぎと観光列車を除き全滅に、さらに電化されていましたが一部が非電化になってしまいました。まれにみる時代の逆行ですね。私も1回だけ長崎本線を走るかもめに乗ったことがありますが、江北より長崎寄りではそれ以来実に2年ぶりの乗車となりました。
列車はおよそ1時間20分程度で諫早駅に到着。今回の目的地は長崎県の絶景ポイント、諫早もいいところではあるのですが今回はここはなく諫早から大村線に乗り換えます。大村線で待っているのはYC1系、最近増備車が出場したそうですが長崎地区ですっかり馴染みの顔になっていますね。いろいろなところで評判はあまり高くない車両ではありますが、やはり新しい分車内はきれいで冷暖房の効き目もいいので個人的には好きですけどね。さて、このYC1系に乗って目指すは大村駅です。
長崎県大村市は長崎市より約30kmほど北に位置する市で、長崎県内で4番目に人口が多いしとなっています。この大村市が面する大村湾は大きな湖のような形をしており、波も穏やかで真珠などの養殖も盛んだということです。さて、今回目指すは大村駅から海の方へ歩くこと約30分ちょいほど、大村湾に浮かぶ長崎空港の入り口ともなっている道路わきにある砂浜です。そこで撮影できた写真がこちら!
普通の砂浜ではなく「ガラスの砂浜」と呼ばれる砂浜です。写真で見ていただいたらわかる通り、普通の砂浜よりだいぶ鮮やかな砂が存在しており少し神秘的な光景を見せてくれています。これは、10年近く前に大村湾の水質改善の整備をする際にここの砂浜に廃ガラス砂利を用いたことによって実現したものとのことで、それ以来インスタ映えなどで知名度が上がったそうです。ちょうど訪れたのが夕方16時ごろ、西日が差し込むと廃ガラスが鮮やかに輝いて少しロマンティックな光景が見られます。今回は砂に焦点を当てましたが、先に書いたように長崎空港の入り口ということもあり、砂浜でのんびりしながら飛行機の離発着を眺めることもできます。
さて、長崎県編はここまで。福岡からスタートし佐賀、長崎と西九州を制覇していきました。佐賀県で3時間間隔の乗り遅れというハプニングがあったものの、十分に見ごたえある景色を目にすることができています。ここからはいよいよ南九州方面へと旅は進んでいきます。ぜひ次回もお楽しみに♪