おきゃくツアーで久礼大正町市場へ【四国①】夜明けのものがたり | 車内販売でございます。

車内販売でございます。

車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

土佐の「おきゃく」ツアーを利用して、志国土佐時代の夜明けのものがたりに乗車してきました。

そして翌日には、8か月ぶりの「伊予灘ものがたり」への乗車です。

 

【1】「おきゃく」ツアーに参加

高知では、宴会のことを「おきゃく」と言います。

テーブルを囲んで、みんなでお酒を楽しむのです。

JR四国の観光列車「志国土佐時代の夜明けのものがたり」は、3月1日と8日に、おきゃくツアーを開催しました。

★高知駅から土佐久礼までバス

★土佐久礼の久礼大正町市場でお芋の&観光

★土佐久礼駅から「夜明けのものがたり」乗車

★車内での特製料理の提供

★車内でのイベント開催

このような特別な旅行商品が販売されると知り、申し込みました。

 

 

【2】高知駅で見送り

3月1日(土)に、JALで高知龍馬空港着。

私は午後に列車に乗る「午後便」でしたが、「午前便」のおきゃくツアーの人が高知駅を発車するのを見送ることにしました。

入場券190円を買って、ホームへ。

行先表示は、珍しい「土佐久礼行き」になっています↑

お手振りして見送りです。

そして高知駅では、別のミッションが。

翌日3月2日の「伊予灘ものがたり」八幡浜編の席だけ取れないので、念のため高知駅の窓口でチェックしていただきました。

やはりダメでした。

【3】受付&バス
高知駅改札前で受付を済ませました。
観光バスに乗り込みます。
フットレスト付きでグリーン車に似ている座席ですね。

途中、ローソンの上に「しんじょうくん」がいます。

台風の際は、しんじょうくんは避難します。

 

 

【4】久礼大正町市場

土佐久礼駅から徒歩5分ほど、人情味あふれたレトロな店が集まる市場に来ました。

海沿いの駐車場の前には、津波避難タワーがありました。

市場のパンフを、いつも土佐久礼駅でお手振りしてくれている方に、手渡していただきました。

お互い「あら?!」と驚きました(^^)

添乗員さんが引率して、市場に向かいます。

市場に到着しました。

土曜の12時過ぎということもあり、飲食店は盛況で満席に近い状態でした。

もともと帰りの列車では、食事が出ます。さらに、4日前に歯を2本抜いて、若干腫れた状態だったという事情もありますので、店の食事はあきらめ、地元の品を買うことに。

買ったのは2つ。

1つは「いも天」。

もう1つは「タナカのツマミ」です。

以前にも買ったことがあって、酒のつまみに良いんです。

この市場の方々は、客との距離が近いです。コミュニケーション好きの人にとっては楽しいでしょう。

もともと大正市場は、大正時代に火災があって町の広い範囲が焼けた際に、天皇から復興資金をいただいたことから名づけられました。

関係は聞いていませんが、近くに昭和通り・平成通りもあるんです。

 

【5】土佐久礼駅

徒歩5分ほどで、土佐久礼駅に着きました。

土佐久礼駅では、今日も販売がありました。

美味しそうだったので、鰹の角煮を購入。

帰宅していただきましたが、美味しかったです。

結果、土佐久礼で3品購入したことになります。

面白かったのは、「カツオの一本釣り体験」です。

釣り竿で、カツオの人形を釣り上げる遊びです。

私も吊り上げましたが、予想外の大苦戦。
UFOキャッチャーに費やす資金を、この10年は乗り鉄と車内販売に向けたので、腕は相当鈍ったようです。

私はUFOキャッチャーで、年間60万円も使ったことがありますから、こういうの慣れているのですが、輪っかを引っかけるのに苦労しました。面白い体験ですね。

夜明けのものがたりは、土佐久礼駅を発車します。

列車の横の表示は、土佐の「おきゃく」となっていました。

「開花の抄」より、レアで良いですねぇ。

 

【6】夜明けのものがたり・テーブル配置

「志国土佐時代の夜明けのものがたり・開花の抄」に乗りました。

今回は、宴席を楽しむ「おきゃく」ですから、配置が異なっています。

海側を向いた配置でなく、全席他の客の方を向いた配置なのです。

普段の白い車両2号車「Sorafune」は、景色が見やすい海や山に向けた座席です。

普段の配置↑

今回の配置↓

今回の「おきゃく」ツアーでは、

向かい合う座席配置に変わりました。

何度も乗っている者としては、斬新です。

落ち着いて景色を見るより、共に話をして楽しむ配置になったのです。

1人参加の人も多かったですが、楽しく乗ることができました。

(1号車クロフネは、こちら↑2020年撮影。当時はアクリル板が設置)

 

 

【7】食事

今回は乗客全員が食事付きです。

六角形のフタを取ると、

ドンっ! 

普段より重くてボリュームある料理が並んでいました。

おしながきは、このようになっています。

普段とは違って、更に豪華に感じます。

食後には、ホットコーヒーとゼリーが出されました。

全員食事付きなので、アテンダントさんは食事の有無を確認する必要がないです。

 

 

おきゃくツアーの話の続きは、また次回へ。

 

●夜明けのものがたりの今までの記事21本はこちら↑