JR西日本の車両工場、下関総合車両所の留置線に3月3日、ブルーシートに覆われた車両が姿を見せていました。詳細は分かりませんが、その形状と履いている台車からコキ200形の客車化改造車の可能性もあります。
 

 

下関総合車両所北側の陸橋から見た留置線。ブルーシートに覆われた車両が見えます

 

 

幡生駅を通る車内からもよく見えます=3月6日撮影

 

 


下関総合車両所には2024年9月9日に、JR貨物のコキ200形4両が入場。本来見られない動きで話題となりました。

 

今回姿を見せたブルーシートに覆われた車両の台車には「コキ200-81」の表記がありました。中身は分かりませんが、コンテナではなく何らかの車体のように見えました。

 

 

車両所沿いの道路から見えた、ブルーシートに覆われた車両。奥は解体中の115系湘南色D-26編成

 

 


筆者は車両計画について詳しくなく、このブルーシートの「正体」は分かりませんが、コキ200形を種車にした改造車登場の話が聞かれます(一部では嵯峨野観光鉄道のトロッコ客車などがうわさされています)。

ブルーシートに覆われた車両はこの1両だけなのか、それとも後に続くのか、しばらく注目を集めそうです。
 

 

車両所沿いの道路から見た留置線。12系1両とSLやまぐち号の35系4000番台2両、解体中の115系湘南色D-26編成が見えました

 


 

下関総合車両所ではこの他、115系湘南色D-26編成が解体線に移って作業が進んでいます。この日は12系1両も確認でき、車体は再塗装されたようできれいに見えました。
 

現地を通りがかった際の見たままの内容ですが、簡単にまとめてみました。

 

 

 

※車内から3月6日に撮影したブルーシートの車両の写真を追加しました。