2/16にアルピコ交通 新島々駅でthank you 3000ヘッドマークを掲出したモハ10形リバイバルカラー の旧京王3000形を撮りました。
1枚目は、新島々江駅の渕東駅側に有るレゾナック 赤松発電所の前を通って新島々駅に向かうthank you 3000ヘッドマークを掲出したモハ10形リバイバルカラー モハ3003(旧京王デハ3108)の普通 新島々行きです。
国道158号線(野麦街道)からフェンス越しに撮っています。

2枚目は、折り返しで新島々駅に停車するモハ3003の普通 松本行きです。
駅付近の樹木の影がまだらにかかってしまいました。

3枚目は、新島々駅に停車するクハ3004(旧京王デハ3058)です。
出発まで時間があるので、前照灯は消灯されています。

4枚目は、クハ3004からモハ3003に向かって車内を撮りました。
広幅貫通路なので隣の車両まで、よく見渡すことができます。

5枚目は、クハ3004の車内に吊り下げられていたthank you type 3000のポスターです。

6枚目は、クハ3004の車内妻面に縦に並んで取り付けられた「東急車輌 昭和41年」の製造銘板と「京王重機 平成11年」の改造銘板です。

7枚目は、新島々駅で乗務員の方が乗車して発車を待つクハ3004です。
出発直前のため、前照灯が点灯されています。

京王3000系は井の頭線用の通勤車両として1962(昭和37)~1991(平成3)年に6両編成×29編成の145両と代替新造1両の合計146両が登場しています。
京王初のオールステンレス車両で、1963(昭和38)年に鉄道友の会の第3回ローレル賞を受賞しています。
第1、2編成は18m級の片開の3扉車でしたが、第3編成以降は両開扉となっています。
前面形状は湘南形でステンレスでは加工の難しい複雑な形状となる前面上半部はFRPが使用されていました。
FRP部分には編成ごとにパステルカラーの着色が施されて、ステンレスとプラスチックの電車ということで「ステンプラカー」の愛称でも呼ばれていたようです。
1962(昭和37)~1969(昭和44)年に登場した第1~15編成は4両編成で登場していますが、1971(昭和51)~73(昭和53)年に中間電動車1両が組み込まれて5両編成化され、1975年に登場した第16編成以降は最初から5両編成で登場しています。
後継車の登場により1996~2011年に引退しましたが、地方鉄道で使い勝手の良い18m級車であったことから合計71両が京王重機整備で改造されて、北陸鉄道 、上毛電気鉄道、岳南鉄道(現・岳南電車)、松本電気鉄道(現・アルピコ交通)、伊予鉄道に譲渡されており、このブログでも何度か紹介しています。
アルピコ交通の3003Fは1998(平成10)年に引退した3758Fの中間電動車デハ3108+デハ3058が先頭車に改造されて、1999(平成11)年に当時の松本電気鉄道に譲渡されました。
譲渡に当たっては運賃箱、案内表示機、運賃表が設置されてワンマン運転対応化され、運転台機器は京王6000系の廃車発生品であるT字型ワンハンドルマスコンが採用されています。
また、クハ3004の松本寄りには霜取り用パンタグラフが装備されていいます。
3003Fは2017年から昭和30〜50年代にかけて上高地線で使用されたモハ10形電車のカラーリングのリバイバルカラーとして運行されています。
3000系は松本電気鉄道が2011年にアルピコ交通に商号を変更した後も上高地線の主力として活躍しましたが、2022~24年に後継の20100形の登場により、3003F以外の3編成が引退し、3003Fも3/9で運行を終了することが発表されました。
なお、3003Fは2021年の大雨によって西松本~渚駅間にある田川橋梁の橋脚が被災した影響で松本駅に取り残され、法定点検を受けることができないため休車扱いとなっていました。
当初は不通区間の復旧後に3000系では最初に引退して他編成の部品取りとして活用される予定だったそうですが、新島々駅に停車していた3001Fが2022年に落雷の被害を受けて起動不能になり引退してしまったことなどにより、再整備されて営業運転に復帰し、結果的に3000系では最後まで現役として活躍することとなっています。
1枚目は、新島々江駅の渕東駅側に有るレゾナック 赤松発電所の前を通って新島々駅に向かうthank you 3000ヘッドマークを掲出したモハ10形リバイバルカラー モハ3003(旧京王デハ3108)の普通 新島々行きです。
国道158号線(野麦街道)からフェンス越しに撮っています。

2枚目は、折り返しで新島々駅に停車するモハ3003の普通 松本行きです。
駅付近の樹木の影がまだらにかかってしまいました。

3枚目は、新島々駅に停車するクハ3004(旧京王デハ3058)です。
出発まで時間があるので、前照灯は消灯されています。

4枚目は、クハ3004からモハ3003に向かって車内を撮りました。
広幅貫通路なので隣の車両まで、よく見渡すことができます。

5枚目は、クハ3004の車内に吊り下げられていたthank you type 3000のポスターです。

6枚目は、クハ3004の車内妻面に縦に並んで取り付けられた「東急車輌 昭和41年」の製造銘板と「京王重機 平成11年」の改造銘板です。

7枚目は、新島々駅で乗務員の方が乗車して発車を待つクハ3004です。
出発直前のため、前照灯が点灯されています。

京王3000系は井の頭線用の通勤車両として1962(昭和37)~1991(平成3)年に6両編成×29編成の145両と代替新造1両の合計146両が登場しています。
京王初のオールステンレス車両で、1963(昭和38)年に鉄道友の会の第3回ローレル賞を受賞しています。
第1、2編成は18m級の片開の3扉車でしたが、第3編成以降は両開扉となっています。
前面形状は湘南形でステンレスでは加工の難しい複雑な形状となる前面上半部はFRPが使用されていました。
FRP部分には編成ごとにパステルカラーの着色が施されて、ステンレスとプラスチックの電車ということで「ステンプラカー」の愛称でも呼ばれていたようです。
1962(昭和37)~1969(昭和44)年に登場した第1~15編成は4両編成で登場していますが、1971(昭和51)~73(昭和53)年に中間電動車1両が組み込まれて5両編成化され、1975年に登場した第16編成以降は最初から5両編成で登場しています。
後継車の登場により1996~2011年に引退しましたが、地方鉄道で使い勝手の良い18m級車であったことから合計71両が京王重機整備で改造されて、北陸鉄道 、上毛電気鉄道、岳南鉄道(現・岳南電車)、松本電気鉄道(現・アルピコ交通)、伊予鉄道に譲渡されており、このブログでも何度か紹介しています。
アルピコ交通の3003Fは1998(平成10)年に引退した3758Fの中間電動車デハ3108+デハ3058が先頭車に改造されて、1999(平成11)年に当時の松本電気鉄道に譲渡されました。
譲渡に当たっては運賃箱、案内表示機、運賃表が設置されてワンマン運転対応化され、運転台機器は京王6000系の廃車発生品であるT字型ワンハンドルマスコンが採用されています。
また、クハ3004の松本寄りには霜取り用パンタグラフが装備されていいます。
3003Fは2017年から昭和30〜50年代にかけて上高地線で使用されたモハ10形電車のカラーリングのリバイバルカラーとして運行されています。
3000系は松本電気鉄道が2011年にアルピコ交通に商号を変更した後も上高地線の主力として活躍しましたが、2022~24年に後継の20100形の登場により、3003F以外の3編成が引退し、3003Fも3/9で運行を終了することが発表されました。
なお、3003Fは2021年の大雨によって西松本~渚駅間にある田川橋梁の橋脚が被災した影響で松本駅に取り残され、法定点検を受けることができないため休車扱いとなっていました。
当初は不通区間の復旧後に3000系では最初に引退して他編成の部品取りとして活用される予定だったそうですが、新島々駅に停車していた3001Fが2022年に落雷の被害を受けて起動不能になり引退してしまったことなどにより、再整備されて営業運転に復帰し、結果的に3000系では最後まで現役として活躍することとなっています。