『脱出ゲーム 香川県からの脱出』に登場する歴史上の人物を訪ねる旅。
1週間の旅を終え、大阪難波から東京へ帰ります。
- 阪堺電車の上町線で、東天下茶屋にある、安倍晴明の生誕地に向かう。まずは阿倍王子神社へ。
- 安倍晴明の生誕地とされる、東天下茶屋の安倍晴明神社へ
- あべのハルカスからの眺望は見飽きない。雰囲気も良く、今でも「日本一」と称していいと思う
- あべのハルカスの屋根なし吹き抜け「天空庭園」。恋人の聖地に畳とコタツ
- せっかく難波に来たから、久しぶりに道頓堀界隈を歩いてみた。カニとグリコとくいだおれ太郎
- 大阪難波から近鉄特急「ひのとり」に乗って旅を終える
大阪難波 ('23.12.28)
年末ですが運良く、16時ちょうど発、近鉄特急ひのとりのチケットが取れました。
近鉄の名阪間の特急は、速い新幹線に対抗するべく、居心地の良さを追求してきました。
アーバンライナーから続いてきたそのコンセプトは、最新のひのとりにも受け継がれています。
シートピッチの広さと、背もたれを倒しても後ろの人に影響しないリクライニングシートが売り。
停車駅の少ない「甲特急」は、かつては名阪間ノンストップでしたが、現在の甲特急(ひのとり)は新幹線のルートから遠い、大和八木駅と津駅に停車します。(一部、このほかの駅に停車するひのとりや、大和八木を通過するひのとりもあります)
リクライニングで後ろの人を気にしなくて済むのはいいことですが、背もたれを倒すと、座面が前に出てしまい、足元が狭くなります。私は足元に荷物を置いていたので、背もたれをあまり大きく倒せませんでした。
そのせいかもしれませんが、背もたれの形が若干自分に合ってなかった感じ。頭の上半分にヘッドレストが当たり、首が前に傾いてしまうのです(私の身長は170センチくらい)。
年末の混んでる時期だから仕方ないのですが、私の席が通路側で、窓側のお客さんが途中駅で2回入れ替わったので、荷物をどかして席を空けて、窓側のお客さんを通すのに手間取りました。
……という感じでシートには少し不満がありましたが、とはいえまあ快適に寝られました。
あと、近鉄の名阪間は、山々の景色がきれいです。今回は夕暮れの時間帯だったので特に。
以前このルートを通ったときは、榊原温泉口駅の前に立つ、ルーブル彫刻美術館のサモトラケのニケとミロのヴィーナスがよく見えたものです。
今回も見えないかなあと思っていましたが、そこを通る前に寝てました。
そもそもそこを通るときには日が暮れてたでしょう。
前にも書きましたが、岡山からの帰りに、あべのハルカスに寄るか、それともこのルーブル彫刻美術館と大観音寺に寄るか、だいぶ迷いました。
近鉄名古屋
名古屋からはさすがに新幹線に乗りますが、せっかく名駅に来たので、ナナちゃん人形を見に行きました。
なんでドロンジョ様やねん。
(↑この2時間前まで難波にいたのでエセ関西弁が出ました)
えらいクオリティ高いし。
※この翌年、ドロンジョの声優を務めていた小原乃梨子さんが、残念ながら亡くなられました。
この日から東海道新幹線は、混雑を避けるため、のぞみは全席指定に。
ただ、どうやら指定席にはまだ空きがある様子。
ならば、こだまはもっと空いてて、楽に座れるだろうと考え、自由席の切符を購入。
こだま狙いでしたが、18時43分発のひかりが10分遅れていて、乗れそうだったので乗ってみました。
自由席には空きがありました。ありましたけど、B列とD列しかなく、ちょっと窮屈そう。
デッキで立ってた方が楽そうだったので、そうすることに。
窓から月が見えました。
こんなよい月をひとりで見ている。
そういや尾崎放哉さんが一時期働いていた、神戸の須磨寺にも行きましたっけ。
結局デッキで1時間10分を過ごし、乗り換えの三島駅に到着。
ホームに出たら、外はすっかり寒くなってました。ここで22分待ち。
乗り換えるこだまが定刻通り20時27分に来てくれたのが幸いでした。
自由席に余裕で座れました。
小田原
20時43分、小田原着。小田急線に乗り換え。
21時06分にロマンスカーがまだありました。しかも運転席が2階にある前面展望車GSE。
GSE運行5周年マークつき。
最近の在来線特急って走行音が静かすぎて、ほかのお客さんの話し声の内容が中途半端に聞き取れてしまうので、かえって耳障りなことが多いんですが(特にロマンスカーや踊り子のように行楽地へ行く特急)、今回は夜遅かったんで、空いてて静かで良かったです。
空いてたからかもしれませんが、座席も快適でした。
ここ数年、寺社に参拝すると何か悪いことが起こるという現象がたびたびあり、今回も戦々恐々としていたのですが。
帰宅したら宅配ボックスにお歳暮が複数入っていて、その中に、尋常じゃない重さのこんにゃくが入った箱が。
長旅の疲れが出て、ほうほうの体でやっと帰り着いたのに、最後の力を振り絞って、SASUKEの1stステージのタックルみたいなことをやらされるはめに。
しかも年末年始、自宅には私1人しかいないので、そんな大量のこんにゃくを受け取っても食べられません。
母親が出張で高岡市にいて、年明けまで滞在する予定で……。
(母親は年明け早々にホテルを移ることになったものの、幸い大きな怪我はなく、無事に戻ってくることができました)
※『脱出ゲーム 香川県からの脱出』のヒット祈願で、ゲームの登場人物ゆかりの地を巡る旅は、以前にも何度か行なっています。よろしければこちらも御覧下さい。
JR大津駅 瀬田の唐橋 建部大社(日本武尊) 建部大社、琵琶湖線 大阪駅となんば駅 南海・浜寺公園駅 阪堺・浜寺駅前駅と浜寺公園 夜の浜寺公園と堺市
JR阪和線・東羽衣支線 大鳥大社(前編)(日本武尊) 大鳥大社(後編) 仁徳天皇陵 堺シャトルバスなど 阪神なんば線 阪神本線、神戸三宮
花隈・新開地 須磨寺駅・仁王門 源平の庭 須磨寺本堂など 大師堂(尾崎放哉、源義経、空海) 須磨寺のおもろいもん 平敦盛の首塚 須磨浦山上遊園カーレーター ゲームコーナー 回転展望閣
岡山・桃太郎線 吉備津彦神社の桃太郎像 吉備津彦神社(桃太郎) 吉備津彦神社の摂末社 備前一宮駅と岡山駅前
イオンモール岡山 犬養毅像 吉備津神社本殿(桃太郎) 吉備津神社摂末社 吉備津神社御竈殿 桃太郎の絵馬 岡山から大阪へ 天王寺駅前
(※関西・岡山ダイジェスト) 大津・建部大社と堺・大鳥大社(日本武尊)、神戸・須磨寺(尾崎放哉) 岡山・吉備津神社と吉備津彦神社(桃太郎) 安倍晴明神社と、あべのハルカス、道頓堀、特急ひのとり
池上駅 池上本門寺(日蓮) 矢口渡駅、蒲田の屋上観覧車 武蔵新田駅から新田神社(1)(新田義興、平賀源内) 新田神社(2) 新田神社(3)
東急&相鉄新横浜線&相鉄・JR直通線 緑園都市駅&ゆめが丘駅 藤沢本町(源義経) 辻堂駅・テラスモール湘南(前編) テラスモール湘南(後編) 片瀬江ノ島駅
多磨霊園(前編) 多磨霊園(後編)(大平正芳、大川博、菊池寛) 虎ノ門の金刀比羅宮 神田明神・将門塚(平将門) 東寺(空海) 白峯神宮(前編)(崇徳天皇) 白峯神宮(後編)(崇徳天皇) 晴明神社(安倍晴明) 北野天満宮(菅原道真)
俳優・八名信夫氏の著書『悪役は口に苦し』(小学館)の中で、それぞれの時代背景について補足説明する文章を、少しだけ書いてます。
※これまでの「日本縦断紀行」はこちら。
- ゲーセン紀行Classic(北海道、第1回~第23回)
- ゲーセン紀行Classic(青森、岩手第23回~)
- 京都(日本縦断紀行第234回~)
- ゲームヒット祈願の旅:関西、岡山
- ゲームヒット祈願の旅:東京、神奈川
- ゲームブック風アドベンチャーゲーム【脱出ゲーム 香川県からの脱出】
- 愛媛県取材旅行
- 銚子電鉄関連記事
- 大井川鐵道関連記事
- テーマ別記事一覧