2024年 南東北ちぇりー☆とりっぷ③新型E8系で行く米沢 | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。

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新型山形新幹線

福島からは山形新幹線に乗車します。

 

乗るのはつばさ141号。

 

 

待っていると…紫色の新幹線がやってきました。

E8系です!

 

E8系は2024年3月に登場したばかりの最新の新幹線。

山形新幹線用の車両で、最高速度をE3系の275km/hからプラス25km/hの300km/hまで引き上げたのが特徴です。

それにしても…見た目がまるで茄子みたいですね(笑)

山形県の県鳥、オシドリをイメージした「おしどりパープル」で塗られているそうです。

 

今回やってきたのはG3編成。

最終的には15編成まで製造される予定だそうです。

 

それでは乗車していきます!

 

普通車車内は2+2列のリクライニングシート。

通路を最上川の流れに見立てているそうで、

 

座席は山形県の特産・紅花の花の色の黄色から、抽出した染料の紅色までをグラデーションで表現しているとのこと。

 

15:35、福島を出発!

新型新幹線の旅の始まりです。

 

ちなみにここから使うのも先ほど丸森駅で購入した連絡乗車券。

三セク柄の乗車券で新幹線に乗れるのって面白いですね~

 

列車はまずはアプローチ線を下っていき、奥羽本線と合流。

福島の市街地を抜けると板谷峠越えです。
 
列車は奥羽山脈の山々の中を走っていきます。
この辺りは普通列車の乗客が少なく、廃止された駅も出ている閑散区間です。
 
やがてチャイムが流れ…
 
列車は米沢に到着しました。ここで下車します。
短い時間でしたが、E8系の旅を楽しむことができました。
 

城跡の神社!上杉神社

米沢といえば米沢牛。

駅ホームには大きな牛の像が鎮座していました。

 

駅の外へ。

ここからは米沢観光!

駅前からバスに乗ります。

小野川温泉へ向かうバスということで、温泉むすめの小野川小町ちゃんが案内をしていてびっくり。

いつか行ってみたいものです。

 

 

 

門東町三丁目バス停で下車。

ここから少し歩いて観光スポットに向かいます。

 

しばらく歩くとお堀が見えてきました。

 

堀に架かる橋を渡ると…

 

鳥居が現れました。

ここは上杉神社。戦国武将・上杉謙信をまつる神社です。

 

お堀に囲まれていることからわかる通り、ここはもともと米沢城というお城があった場所。

上杉家が米沢に移封された際に謙信の祠堂も米沢に遷されたことから始まり、明治時代に神社として整備されました。

 

本殿にお参り。

 

上杉鷹山を祀る神社

上杉神社を出て堀を渡ると、もうひとつ神社があります。

上杉神社の摂社、松岬神社です。

この神社に祀られているのは上杉鷹山。

実は米沢では知らない人がいないほどの有名な人物なのだとか。

 

上杉鷹山は江戸時代中期の米沢藩主。

当時財政難だった米沢藩の藩政改革を行い、また天明の大飢饉の際の人口減少を他藩よりも少なく抑えることに成功するなど、「名君」として知られています。

 

「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」という歌も有名です。

 

そんな上杉鷹山を祀る神社にお参り。

 

 

初夏なのになぜか紅葉している木が境内に生えていたのが印象的でした。

 

謎神社発見!

駅のほうへ歩いて帰っていくと…

 

こんなものを発見。

「アイディアの泉神社」……?

 

近寄ってみると、東屋みたいな屋根の下に樽だったり…

 

猿の石像だったり…

 

およそ神社のようには見えない境内ですが、よく見たら祠みたいなものがありました。

 

う~ん…いったいなんなんでしょうかこの場所…?

 

アイディアではなく謎ばかり生まれてくるこの場所ですが、少なくとも上杉鷹山推しであることは間違いなさそうでした。

 

 

そのアイディアの泉神社の横にはこんなものが。

「万世大路道路元標」。

道路ファンにとっては有名なあの万世大路の起点がここだというのです。

 

万世大路とは国道13号のうち、山形県米沢市と福島県福島市との間に付けられた愛称。

その歴史は明治時代に遡り、山形県令だった三島通庸によって建設が強力に推し進められ、1881年に開通しました。

その後幾度の改良やルート変更を経て、現在も首都圏と東北を結ぶ重要なルートとして使われています。

 

↑ルート変更前の旧道も残っていて探索される方もいるそうです

 

山形へ

米沢駅に戻ってきました。

 

ここからは今日の宿泊地・山形へ向かいます。

 

その前に。

 

新幹線ホームの奥。

 

米坂線ホームを見てみました。

米坂線は米沢と新潟県の坂町を結ぶ路線ですが…

行き先表示に表示されているのは今泉。

 

米坂線の今泉~坂町間は、2022年8月の豪雨災害で被災し、現在に至るまで運休中です。

復旧には約86億円の費用が必要ということでなかなか厳しい状態のようです。

新潟~仙台間の急行べにばなが運行されていた時代ならいざ知らず、奥羽本線が標準軌化された今となっては米沢駅での直通ができず、広域輸送の役割を失っています。

 

いったいどうなるのでしょうね…

 

米沢から再び山形新幹線に乗車します。

やってきたのはE3系。

これから少しずつ数を減らしていくことになります。

 

短い区間なので特定特急券で乗車します。

 

列車は暮れゆく山形の田園風景を走っていきます。

かみのやま温泉付近では上山城の模擬天守を見ることができました。

 

やがて、日が地平線に潜り込もうとするとき…

 

列車は山形に到着しました。

 

今日のお宿は駅直結のホテルメトロポリタン山形。

 

お部屋に入ります。

 

窓からは…

 

若干のトレインビューでした。

 

ということで、1日目は終わり。

次回は2日目の様子をご紹介します。

 

 

次回

 

前回

 

最初から

 

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