2024.12.4 湘南モノレール、そして江ノ電へ【前編】 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

テーマ:
2024年師走、なにもE217系だけじゃない。


12月4日は、前の計画と後の計画に約2時間ほど空きがあった。

喫茶店とか探してのんびり過ごすのも、大人としてはいい。

だが、そのあたりの縁や知識は湘南界隈ではまるで皆無だったのがネックだった。

見つけて飛び込んでみても、無駄に珈琲の味も小煩くなってるし、全体的にいろいろめんどくさい。

さてどうするかと頭を捻ってみた結果、

コレだな。


近くにいるし、距離的にも、値段的にもちょうどいい。

最近何かと縁が深くなってきた湘南モノレールに、久しぶりに乗車することにした。


縁が深いとはいえ、実際に乗るのは「モノレールサミット」が開催された2023年1月以来である。

まるでブログで触れていなかったが、あまりの混雑にクラクラしたり、鉄道と音楽双方で驚愕の縁が

発覚してみたり、帰路の湘南江の島駅では某在京キー局のアナウンサーとばったり出会し、そのまま

JRに乗り換えて川崎まで喋り通すという、とんでもないミラクルをやってのけたこともあったが…


この日はそんなこともなく、おとなしく迎撃。

賑やかなのは、懸垂式モノレールの走りとそれなりにいる利用客である。


まだまだ最新鋭車両のイメージが強い5000系だけど、初期車は早くも経年20年を超えた。

編成によって帯色も異なり、シンプルな中にも目新しさを織り込んでいる。


最高速度75km/h、加減速度4.0km/h/s、運転間隔7.5分の高頻度・高速運転。

湘南のジェットコースターの異名はなお健在で、小気味良い走りを今なお見せてくれる。


それでいて全線単線、交換可能駅では朝晩除きすべて列車交換。

日々限界ギリギリまで運行を続けており、保守の苦労は並大抵のものではない。


全線6.6kmと今にして思えば小さな路線ではあるが、起伏と変化に富む面白い路線は健在。

乗降客の動きも活発で、賑わいがある路線はやはり良い。


…だがこの日はあまりに活発で、海外からの観光客が貫通路を通るハプニングが。

最初はヒヤリとしたが、それ以外は穏やかに推移した。


まずは湘南江の島まで、乗り通す13分45秒。


湘南江の島駅も、大船駅同様単線頭端式のホーム。

駅構内はリフレッシュされているものの、基本的な作りは開業以来変わっていない。


…さてここから、駅を出て信号を渡り向かったのは、

江ノ電江ノ島駅。

この前日、12月3日は1000形誕生45周年。

記念の一日乗車券(のりおりくん)とグッズが売り出されていたので、購入した由。

普段はあまり江ノ電まで手を伸ばさないのだが、ちょうど界隈に出向くなら話が別。


ただ、この時はタイミングが悪く、1000形に遭遇できず…




20形の2編成併結という、ある意味レアな編成に遭遇。

改めて調べ直してみたら、20形も運転開始から20年を超えたのだなとしみじみ。


そしてやってきたのは、1500形1501編成。

初めてカルダン駆動を採用した新性能車第一陣で、こちらも製造から39年になる。


さて、やりたいことも終わったし湘南江の島駅に戻る。

前回来た時はイベントで混雑していたが、平日昼間は駅以外は比較的のんびりしている。

それもあって、展示物をしばし眺めてみて…


3階の片隅にある、500形の運転シュミレーターを体験!


廃車された500形の運転台機器をそのまま利用した、貴重な代物。


しかも無料!タダ!!

(横見さんじゃないんだからw)


当日は誰もおらず遊び放題だったが、土日は相当な待ち時間になることもあるようだ。

くれぐれも壊すことのないよう、節度を持って遊びたいものである。