アルピコ交通 3000形初代なぎさTRAIN 撮影会・ラストランツアー【ラストラン編】その① | ふなたんのブログ

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▲撮影会が終了し「フォトプラン」の方々とは一旦お別れをし,「貸切列車乗車プラン」の3000形『初代なぎさTRAIN』(モハ3005‐クハ3006)乗車に向けた準備が始まりました。

モハ3005の乗降扉に移動式の階段が設置され,運転台後ろの乗降扉のみが半自動式押しボタンを使用して開けられました。 新村車両所にて

 

▲『初代なぎさTRAIN』のヘッドマークを掲出し「特別快速」を表示した20100形『2代目なぎさTRAIN』(モハ20105‐クハ20106)と向かい合う3000形『初代なぎさTRAIN』。

「渕東なぎさ」はアルピコ交通の女性社員がデザインした上高地線のイメージキャラクターです。上高地線の全国的な知名度を高め、利用者増を図ろうと平成24年3月に登場しました。

新村車両所にて

 

3000形『初代なぎさTRAIN』クハ3006の車内。上高地線沿線で撮影された3000形の数々の写真が飾られていました。

 

3000形『初代なぎさTRAIN』モハ3005・クハ3006の車端部座席の片側は車内放送などを録音する音撮りエリアとなっていました(写真はクハ3006の車端部座席)。

 

3000形『初代なぎさTRAIN』モハ3005の乗務員室後ろの乗降扉窓に描かれている「渕東なぎさ」と上高地線沿線に点在する上高地・河童橋を車内から眺めた光景。

 

3000形『初代なぎさTRAIN』の車内見付。冷房装置は集中式で,車内は冷風吹出のダクトを設けていますが,ファンデリア部分は凹ませています。この車内見付はモハ3000形の種車で新製時から冷房装置を搭載していた京王3000系デハ3100形も同じとなっています。

 

3000形『初代なぎさTRAIN』が完成するまでの写真が掲出されていました。

 

3000形『初代なぎさTRAIN』モハ3005の車両番号・禁煙プレート。

 

3000形『初代なぎさTRAIN』クハ3006の銘板2種。上はクハ3006の種車となった京王帝都電鉄(現 京王電鉄)井の頭線3000系デハ3057製造時のもの。

鉄道趣味誌の記述ではクハ3006の種車はデハ3056ですが,デハ3056の製造は昭和39年でクハ3006に取付られた銘板と食い違います。

松本電鉄向け改造時にモハ3007‐クハ3008も同時に改造が行われており,クハ3008の種車はデハ3057と鉄道趣味誌に記述となっていますが,クハ3008に取付られていた銘板は昭和39年です。鉄道趣味誌の記述が間違いなのか,松本電鉄向け改造時に誤ってクハ3006に昭和41年の銘板が,クハ3008に昭和39年の銘板が取付けられたのかもしれませんが,推測の域を出ません。

下は松本電鉄(現アルピコ交通上高地線)向け改造(運転台取付を含む先頭車化など)を行った時のもの。

 

3000形『初代なぎさTRAIN』モハ3005客室から見た運転台。3000形の運転台は京6000系からの流用されたワンハンドルマスコンの運転台ユニットにワンマン運転関連機器(乗降扉開閉スイッチ,自動放送装置や放送マイクなど)の設置を行い取付けています。

 

▲ラストランに向け新村車両所を動き出した3000形『初代なぎさTRAIN』(モハ3005‐クハ3006)。

 

▲新村車両所から上高地線へと転線した3000形『初代なぎさTRAIN』。検査員の手旗合図により入換運転中です。

 

▲新村車両所から上高地線松本駅方まで進み,車両所と上高地線とが分岐する分岐器を少し過ぎたところで,3000形『初代なぎさTRAIN』が検査員の手旗合図により停車します。

 

検査員の手旗合図により直ぐに進行方向を変え新村駅へ向け進む3000形『初代なぎさTRAIN』。

 

▲新村車両所から新村駅松本行ホームに入線した3000形『初代なぎさTRAIN』(クハ3006‐モハ3005),「団体 松本」行(210列車 新村駅‐松本駅)。発車時刻まで10分ほどあるので「貸切列車乗車プラン」の方々は、車両を撮影や観察したりして各々過ごしていました。

 

「団体 Party’s only」を表示した3000形『初代なぎさTRAIN』クハ3006側面行先表示。

 

3000形『初代なぎさTRAIN』クハ3006妻面の検査標。検査票を見ると検査期限満了を迎え引退することがわかります。

 

3000形『初代なぎさTRAIN』モハ3005の車籍板。

 

新村駅のホームミラーと3000形『初代なぎさTRAIN』クハ3006の車体側面に描かれている「渕東なぎさ」。

 

▲新村駅駅名標と3000形『初代なぎさTRAIN』の戸袋窓上部のさよならステッカー。

 

新村駅で発車を待つ3000形『初代なぎさTRAIN』(モハ3005‐クハ3006),「団体」。

 

松本駅7番線に到着した3000形『初代なぎさTRAIN』(クハ3006‐モハ3005),「団体」。誤乗防止のため「貸切列車乗車プラン」の方々はクハ3006の運転台後ろの乗降扉から乗り降りしました。

 

▲松本駅の発車案内表示器に『さよなら「なぎさTRAIN」1号 さよなら「初代なぎさTRAIN」ツアー』の特別表示が行われ,「貸切列車乗車プラン」の方々が熱心に撮影をしていました。