【バス乗継旅】尾崎駅前から淡輪駅前まで 2 | バスと献血のたび

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大阪からバスを乗り継いで遠くまで行きたいです。
献血の記録も載せていきます。

大阪駅から路線バスを乗り継ぎ、2024年9月に尾崎駅(大阪府阪南市)に達しました。

今回はその続き。尾崎駅から淡輪駅(大阪府泉南郡岬町)までのバス乗継旅、第二話です。

・大阪駅をスタートしたときの記事はこちら ⇒ [リンク]  

・前回のお話(尾崎駅前⇒南山中)はこちら ⇒ [リンク]

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阪南市の南山中バス停です。

次に乗るバスは岬町のコミュニティバス。望海坂(のぞみざか)という住宅地に乗り場がありますので、ここから600メートルほど移動します。

 

府道752号(旧国道26号)を歩き始めるとすぐに大阪市設 泉南メモリアルパークの入口があります。ここは大阪市が造成した公園様式の霊園。大阪市は市外に巨大な霊園を持ってるんです。地下鉄で車内広告を見たことがある方も多いのでは?

ここと南海みさき公園駅を結ぶ送迎バスが毎日13往復していまして、各便はなんば行の特急電車に接続しています。時間がうまく合うので送迎バスの利用も考えたのですが、淡輪駅周辺を見てみたいのでコミュニティバスに乗ることにします。

 

岬町に入りました。大阪府の最南端かつ最西端に位置する町です。

 

住宅地入口の交差点から坂を少しのぼると集会所があり、その前からバスに乗ります。

 

バスが来ました。望海坂から大阪湾に沿って小島住吉(大阪府最西端のバス停)に至る路線です。先客の姿はありません。岬町のコミュニティバスは昔、大阪市の赤バスと同じ車両だったと記憶しています。

 

2024年10月4日(金)

望海坂第1集会所前 12:33

↓ 岬町コミュニティバス

↓ 基本路線

↓ 小島住吉行

↓ 100円

淡輪駅 12:38

 

運賃は先払いで交通系ICカードは使えません。運行会社は野鉄観光。もともとは和歌山県海南市の野上電気鉄道(1994年廃止)の子会社として設立された会社でして、岬町に営業所があります。

府道752号をみさき公園方面へ。右手には海水浴場の歓迎アーチ。

そして左手にはお祭りの提灯。

 

淡輪中交差点から下る(泉州では海の方へ進むことを下ると言います)と南海本線の踏切です。和歌山市行の普通車が速度を落としながら通り過ぎていきました。
 

踏切を渡って左折すると淡輪駅です。ここで下車します。

 

もうちょっと先まで進みたいところですが、14時から泉大津で予定があるので、今日のバス旅はここまで。

 

淡輪駅の駅舎は時計塔をのせた洋風建築。観光地の駅らしい趣がありますね。

 

自動改札機は2台だけですが、改札や階段は広々としています。レジャー客でにぎわうことを想定したつくりになっているのでしょう。

 

淡輪は小学校の臨海学校で来た思い出の地。

泉南市の小学校は林間学校が犬鳴山で臨海学校が淡輪だったんです。どっちも近場でしょ(笑)。近くの山や海に接することで郷土愛をはぐくむということになっていたのかもしれません。

 

駅は無人で、改札口に面してモニターを設置してあります。この日は友ヶ島フェリーの欠航情報を流していました。駅の裏に大きな古墳がありますが、近畿地方の人はこういうのにあまり興味を示しません(笑)。

 

 

(訪問日2024/10/4)

 

 

【つづく】