当ブログでは、前回以下の記事におきまして、2月22日で運行を終了しました、熊本市交通局(熊本市電)の5000形電車5014号のこれまで、及び2月22日最終日リポートの模様を皆様にご紹介しておりました。
さて、5000形電車が引退した一方で、昨年運行を始めております電車があります。それが今回ご紹介します2400形電車であります。今回は、今回訪問時に乗車には至っておりませんが、撮影する事はできておりましたので、皆様にご紹介してまいります。
今回運行を開始しました2400形電車の導入の経緯は、既存車両の老朽化や、低床車両であります9700形電車の相次ぐ故障、0800形電車の輸送力不足、将来的な乗務員不足の対応などの問題点が見られていた事から、それを改善するべく導入されておりますのが2400形電車であります。
この電車では、3車体で1両として構成されてもいまして、全長も21.35メートルとこれまでの電車の中では最も長いのも特徴でもありますし、九州の路面電車の中でも最長であるのも特徴でもあります。また、定員も112名と言う事で、0800形電車よりも約1.5倍の定員を誇る電車でもあります。
今回訪問時では、2402号の運行シーンを収めておりました。画像は辛島町電停~花畑町電停間で収めておりましたB系統健軍町行きでありますが、この時は早朝と言う事もありまして乗客もあまりいらっしゃいませんでした。
それにしても、この画像が2400形電車初撮影画像ではありましたが、ニュースやネットででこの電車の運行を開始した情報は聞いておりましたが、いざ見てみましても正直長いなと言う事を実感したほどでした。先述のように、全長が約21メートルと言う事ですので、よりそう感じさせられる所ではありましょうか。
こちらの画像は、桜町バスターミナルに近い、辛島町~慶徳校前間のカーブで、A系統の健軍町行きを収めたものであります。上の画像の撮影が早朝でもありましてまだ暗い時でもありましたが、この時になりますと明るくなっておりましたので、より収めやすくはなっておりましたが、行先表示もフルカラーLEDで表示されているなど、既存の車両とともに視認性の向上が見られている事がわかるのではないでしょうか。
2402号は、辛島町~慶徳校前間のカーブをゆっくりとした速度で曲がって行きます。やはり、全長約21メートルとは言いましても、3車体で構成されている事もありまして、カーブも曲がる事ができている事もわかるのではないかとも思いますし、こういったカーブの対応がなされている事には間違いないでしょうか。
こちらは中間車C号であります。行先表示器はC号に設けられている事がお分かりいただけるのではないかと思いますが、恐らくは行先(健軍町行き)に加えまして、途中経由地も表示されているようでありますが、今後再訪問時拝見する事ができましたら改めてご紹介したいと思います。
今回は、熊本市電に導入されております最新型電車2400形電車に関しましてご紹介しましたが、冒頭の5000形電車が引退した一方で、このように新たな電車が導入・運行されている事がお分かりいただけるのではないかと思います。やはり、このほど2両が廃車されました初の低床電車の9700形電車自体も低床電車としての姿が出ていた事には間違いないようではありますが、故障が相次いでいた事で既存車両より早く置き換えないといけなかった事を思いますと、今度の2400形電車は正直長く活躍を願っている事には間違いないとは思いますので、とにかくこれからも熊本市民や観光客の足として活躍してくれる事を願いたい所ではあります。