(富士急行) ハイランドから 大月ゆき | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和50年2月に富士急行河口湖線ハイランド駅(当時)で発行されました、「ハイランドから 大月ゆき」の乗車券です。

 

 

PJR/てつだう青地紋券となります。

 

当時の富士急行線の社線内発着の片道乗車券は、まだ一般式または矢印式の着駅表記でしたが、拙ブログの2007年7月17日のエントリ「富士急行の社線内金額式乗車券」で申しましたように、昭和51年頃には金額式の乗車券が登場しておりますので、着駅表記の末期の券となります。

 

発駅の「ハイランド駅」は、昭和56年1月11日に現在の「富士急ハイランド駅」に駅名が改称されますが、改称時には社線内発着の乗車券は既に金額式となっておりましたので、富士急行線の通常発売の社線内発着の片道乗車券で、着駅に「富士急ハイランド」が表記された硬券は発行されていないものと思われます。

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