「伊予灘ものがたり」のキャンセル狙いを続ける【3枚目取れた!】 | 車内販売でございます。

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JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」に、私は108本乗車するほど好きな列車です。
ところが「伊予灘ものがたり」は、人気が高くて、指定券の確保がすごく困難になっています。
今回は、「伊予灘ものがたり」指定券の確保を頑張った話です。
 
【1】最寄り駅、10時打ち不可に
JR東日本のみどりの窓口は、設置駅が激しく減りました。
更に、私の近くの複数の駅でも、1か月前の発売時刻・10時丁度にボタンを押す「10時打ち」を断られるようになりました。
「伊予灘ものがたり」は、10時0分0秒でも、取れない日がある人気列車ですから、10時10分だと絶望的です。
(今回は関係ないですが、みどりの窓口の営業時間も大幅に短縮され、千葉駅で19時まで、津田沼と船橋で18時までになってしまいました。)
 
【2】窓口に10時に
3月2日(日)の「伊予灘ものがたり」に乗りたいと思いました。
「伊予灘ものがたり」などの四国の観光列車は、指定券券売機の操作では発券できません。窓口に行くしかないのです。
みどりの窓口に、10時丁度は無理でも、10時3分くらいなら、「伊予灘ものがたり」4本のうち1本か2本の席を確保できるかもしれないと思ったわけです。
9時50頃にみどりの窓口に着きました。
行列はできておらず、窓口2つのうち一方の係員は手が空いていました。
しかし、明らかに10時発売開始を待ち構えていた人が2人いましたので、暗黙の了解で私が3番目になりました。
 
駅の係員の指示で、先頭の人が窓口係員に話しかけられている途中で、10時の時報が。
前の2人は、共にサンライズ狙いのようでした。「B個室」とか断片的に聞こえます。
私の番になった時には、すでに10:04。
厳しいかと思いながら、係員に用紙を差し出しました。

カタカタ・・・と打っていただきました。
でも、4本とも取れませんでした。
まあ、想定の範囲内ですけど、痛いです。
 
 
【3】今回の行程は動かせない
席が取れないなら、やむを得ず次の週に出かける判断をした時もあります。

2023年11月は、10時打ちなのに4本とも取れずに、一旦延期して1週間後に出かける計画変更をしたことがあります。

でも今回は、日程変更は無理で、繰り返しキャンセル狙いをすることにしました。

★前日の3月1日(土)に、「夜明けのものがたり」の「開花の抄(おきゃく)」を予約済み。

★往きと帰りの飛行機を、安い金額で予約済みで、変更・取消は大きな損になる。

★2人とか4人乗車と異なり、1人乗車だとキャンセルをゲットして乗れることが多い。

となると、粘り強くキャンセルを狙うしかありません。

 

 
【4】キャンセル待ちのマイルール
キャンセルを狙うといっても、人気列車ですから、非常に厳しいのは覚悟していました。
方針として、このように決めました。
《1》キャンセル待ちは1日1回まで
1時間おきに3回も4回もマルスを叩いてもらっても、空席が出ている可能性は低いです。
基本的に1日1回までにしました。
《2》行列が長い時は、並ばない
曜日や時間帯によっては、30分以上並ぶ必要があります。
土曜日曜の東京駅・上野駅は、日帰り旅行客やキュンパス利用客で長い列ができます。
そんな時に並ぶのは消耗してしまいます。
長い行列に並んで、他の利用客が更に長い時間並ぶのを防ぐという言い方もできます。
《3》空席があった時のための準備
空席が複数あった時のために、座席表を印刷(またはスマホで表示)して並びました。
4人がけのボックス席で3人組が入ると、残る1席は販売できないのですが、事情を知らないJR東の係員さんが格闘するのを何度も見てきましたので。
《4》申込用紙は、同じものを使わない
一度ダメだった用紙を再度使うのは、避けました。
縁起をかつぐのが理由の1つ。
そして係員さんが手間をかけるのですから、こちらも手間をかけるべきという感覚もあります。

 

 
 

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

 

 

では、2回目以降の窓口で、キャンセルが出ていないか打ってもらった記録です。
《2回目》2月3日「東京駅」
全滅した翌日、東京駅で叩いてもらいました。
4本とも空きがなく取れませんでした。
4本書くのは手間がかかります。
でも、更に長い列車名「志国土佐 時代の夜明けのものがたり 開花の抄」と書くよりは楽ですけど。
 
《3回目》2月5日「上野駅」
1日飛ばして、2月5日です。
今度は上野駅のみどりの窓口に行きました。
窓口が5つ、行列が2人でしたから、すぐ順番が回ってきました。
用紙を出してお願いしましたが、記入した用紙はスマホに撮り忘れました。
すると!
結果は、こうなりました。
道後編に空席がありました。タータッタッター♪
ヤッタネ、道後編に乗れます。
4本のうち、まだ1本ですが、1本も乗れないという事態は避けられました。
残り3本は、沿線でお手振りするのもアリですし。
 
《4回目》2月6日「東京駅」
東京駅で、キャンセルが出てないか、確認してもらいました。
4段ぎっしり書くのが、3段になって、気分的には少し楽になりました。
でも、取れませんでした。
 
《5回目》2月9日「船橋駅」
総武線の船橋駅で打ってもらいました。
やはり、空席はありませんでした。
私は千葉県民ですが、2月は例のぶっとんだ定期券を利用中です。
総武線と常磐線の両方乗れるのです。
ぶっ飛んだ定期券の話はこちら↓
 
《6回目》2月12日「上野駅」
上野駅は、スカイライナーで成田空港から来るらしきインバウンドの外国人客が目立ちます。
言葉が通じにくいこともあり、なかなか行列が進まない傾向にあります。
この日は、待ち客が1人だけで、すぐ打ってもらえました。
しかし、空席はありませんでした。
もうそろそろ、2枚目ゲットしたいのですが。
 
《7回目》2月14日松戸駅
車内販売でチョコをゲットして、テンション高めの2月14日でした。
指定券は・・・ダメでした。
あ~っ、「伊予灘ものがたり」に乗りたいっ!
昨年7月以来、乗ってないから、8か月もご無沙汰しているのか。
あの素敵な車内が思い出されます(自発の「れる」「られる」!)
 
《8回目》2月15日「高知駅」
「夜明けのものがたり」と「千年ものがたり」に乗るために、2月15日に四国に行きました。
時間があったので、「夜明けのものがたり」に乗る前に、高知駅で空席が無いか叩いてもらいました。
JR四国ですから、申込書は別の様式になります。
結果は、空席ナシでした。
やはり地元の観光列車だけあって、短時間でパッと空席の有無をチェックしてくれたのは、さすがです。
乗りたいなあ~。
 
《9回目》2月16日「船橋駅」
船橋駅のみどりの窓口で、行列は1人だけでしたので、確認してもらいました。
大洲編・双海編・八幡浜編とも空席はありませんでした。
新人の係員さんのようで、3号車の豪華8人用個室「フィオーレスイート」まで確認しようとしてくれて、操作がよく分からなくて苦戦していましたので、「1人乗車ですので結構です。ありがとうございます」とお礼を言って去りました。
 
《10回目》2月18日「東京駅」
東京駅の丸の内側で確認しました。
すると、
何と、
驚いたことに
双海編の席が空いていました。それも6席も!
2号車の八幡浜寄りの海側&山側が、計6席も空いていたのです。
団体の放流なのか、詳しいことは分かりません。
よ~し、4本のうち2本に乗れるぞ!
 
《11回目》2月19日「市川駅」
この日は市川駅で空席の確認です。
2枚取れましたので、あとは残る2枚。
でも、ダメでした。そう簡単には取れませんね。
 
 
《12回目》2月20日「錦糸町駅」
12回目は、錦糸町駅です。
ここのみどりの窓口は、整理券方式です。
整理券方式は、一長一短なので、是非については何とも言えませんが。
長時間は待てませんが、窓口2カ所で2人待ちでしたから、確認してもらうことにしました。
ですが、取れませんでした。
10日前だから、そろそろキャンセルが出てくる時期だと思うのですが。
乗れる列車によって、どの列車で食事を予約しようか、乗れない列車の時間はどこでお手振りしようか考えるので、なるべく早く決めたいのです。
 
《13回目》2月22日「松戸駅」
8日前にも、キャンセルが出てないか確認しました。
3連休の初日の上野駅は、かなり長い行列ができていて、並ぶのは無謀です。
松戸駅を3回通りましたが、そのうち1回は窓口2つで2人待ち。
待ち時間が少ない時間帯があったので、パッと並びました。
この日も、空は出ていませんでした。
 
 
この先、3月2日まで、
キャンセルが出ていないか窓口で確認します。
 
 
【ここからは追加記事です】
《14回目》2月23日「錦糸町駅」
4便のうち2便の指定券を、既に手に入れました。
あとは気楽に並びます。
この日は錦糸町駅で試しました。
ダメでした。
 
《15回目》2月25日「新小岩駅」
1日おいて、乗車の5日前に、空席がないか確認です。
4日前が食事券の発売期限ですので、キャンセルが出そうな時期です。
異動の途中の新小岩駅で確認です。
1分も経たないうちに、みどりの窓口の順番が来ました。
すると、
大洲編が取れました!
1号車の山側席が3組(6人ぶん)も空いていました。
ヤッタネ!
15回並んで3つ取れたのです。
このキャンセル待ちの記事は、これで終了とします。
 
 
関連して、こちらも付け加えます。
■バースデーきっぷの制限
JR四国の特急グリーン車に乗り放題の『四国グリーン紀行』『バースデーきっぷ』という切符があります。
追加料金なしで「ものがたり列車」のグリーン券が取れる人気の切符です。
特に『バースデーきっぷ』は、誕生日がある月だけ、3日間グリーン車乗り放題で15000円と激安でした。
先日『四国グリーン紀行』『バースデーきっぷ』では、4月分以降は「ものがたり列車」の特急グリーン券の発券ができなくなると発表されました。
私には十分理解できます。
「伊予灘ものがたり」は、指定券の確保が困難になっています。
1か月前の10時0分0秒にボタンを押してもらっても、1枚も取れない時すらありました。

「味な散歩道 伊予灘ものがたりきっぷ」という四国内の駅からの往復乗車券・伊予灘ものがたり指定券・食事がセットになった商品があるのですが、1か月以上前に申し込んでも、取れませんでしたと連絡が来るのが当たり前になっています。

こんな状況ですから、『グリーン紀行』と『バースデーきっぷ』で、「伊予灘ものがたり」の券が追加料金なしで発券してもらえると言っても、絵に描いた餅状態でした。

何しろ取れないので、昨年2024年6月に乗りに行った際も、10時打ちで1枚、キャンセル待ちで1枚・・・と四国入りの前に、別払いして、やっと指定券を確保して利用しました。

「四国まんなか千年ものがたり」と「志国土佐時代の夜明けのものがたり」は、「伊予灘ものがたり」ほどは厳しくはありませんが、それでも早々と満席になる日があります。

料金払ってでも乗りたい人に、乗ってもらうのが適切だと思います。

(まあ、私は「伊予灘ものがたり」108本乗車しましたが、誕生月6月は仕事が休みにくく、バースデーきっぷで「伊予灘ものがたり」に乗ったのは5本だけという事情もありますけど)

 
 
●今までの「伊予灘ものがたり」の記事はこちら↓