前回掲載した7100系55周年記念ラッピング車ですが奥のピンクで囲んだ部分、
ここにも緑の南海電車が、
7100を写したあと速やかにホームを移動し近寄ります、
オリエンタルグリーンの車体にエメラルドグリーンの帯、約30年ぶりの復刻カラー、
かつて大阪の市街地から高野山方面の山岳路線を直通で結び活躍していた「角ズーム」こと2200系、
この春に引退ということが既に発表されていて「さようなら2200系」のヘッドマークが掲げられています。
暫くすると電車は出発、
ここで隣のホームから一旦お見送り。
この2200系、本線離脱後支線用に改造転属していきましたが、
数々の魔改造車の種車にもなっています。
有名どころでは昨年15周年を迎えた観光列車「天空」、
そして和歌山電鐵のたま電車をはじめとする2270系も南海貴志川線の経営移管時に譲渡された2200系の改造車になります。
そして前回の7100系に続いて、
こちらも復刻ではない当時もののオリジナルの画像を、
この当時は22000系、後のリニューアル時に2200系に改番されています。
また最初の方で角ズームと言いましたが、平坦地から急勾配地まで通しで走行できる汎用車=ズームカーのうち角ばったデザインの方ということから付けられた愛称、
角がある以上は丸もあるというわけで、
こちらがその対義になっている丸ズームこと21000系になります、
一畑電鉄や大井川鐵道に譲渡されたことでも有名な二枚窓のズームカー、こちらも高野線での現役時代、かなり昔で記憶も曖昧ですが極楽橋で写したものと思われます。
なお「角ズーム」は最近譲渡先となった銚子電鉄ではリニアモーターカーの超電導と銚電を引っ掛けて「シニアモーターカー」という新たな愛称が爆誕したようです、
電車が出て行った後なのですが2200系のいた汐見橋線のホームへと移動します。
一番奥の高野線の下り線を三国ヶ丘でも見た泉北高速鉄道線の7000系が走り抜けていくのが見えます、
このように水色帯が未処理の編成も混在しているようですがロゴはNANKAIに差し替え済みです。
南海本線の下り線を8300系、
南海本線の上り線を8000系、
続いて通常色のラピート、
そして下り線を前回難波方面に通過していった大阪関西万博ラッピングUmiのミャクミャクラピートが折り返しでやってきました。
このあとまた南海本線のホームに戻ります、
そうこうしているとこちらも折り返し、
汐見橋から戻ってくるのを狙ってホーム移動したのですが、
手前の上り線を8300空港急行が通過、カーブ進入時の絵は見事に被られ失敗、
そのかわり新旧車両の横並びの絵が撮れました、
汐見橋線は30分ヘッドの都会の中のローカル線ですが、途中駅4駅で片道10分ほどしかかからないので30分もすれば戻ってきます、
普通に移動手段として利用する分には不便ですが頻繁に往来する南海本線の電車を写していればそんなに長くは感じません。
さらに一編成での運用なので復刻カラーに必ず当たります。