上田丸子電鉄 車内補充券

前回エントリーで、上田丸子電鉄で使用されていました出札用の特殊補充券を御紹介いたしましたが、車内補充券もございましたので、御紹介いたしましょう。


   

こちらも廃札券ですが、上田丸子電鉄時代に使用されていました車内補充券です。
橙色TTDてつどう地紋の券で、こちらも日本交通印刷で調製されたものと思われます。前回御紹介いたしました特殊補充券と一緒に、上田交通の本社で戴いたものです。
同社では、社線内完結用としては駅名式の車内補充券を使用しており、国鉄線への連絡乗車券を発売する時だけ、こちらの券を使用していたとのことでした。
この運用は、同社が上田交通になり、真田傍陽線廃線後の別所線でも車掌が乗務していた頃には行われています。


   

裏面です。出札用のものとは異なり、注意書きの他に概算額収受の精算欄があります。
やはり、こちらの券は片道営業キロ30km以内の記載がありますので、時代的には出札用のものより後の時代のもので、1966(昭和41)年3月から、同社が上田交通になるまでの1969(昭和44)年5月までの間に設備されたものと推測されます。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 上田丸子電鉄 ... 上田交通 車内... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。