青森 ('03.11.7)
引き続き、メモリアルシップ八甲田丸。
船の脇に、「津軽海峡冬景色」の碑がある。
ちくま文庫『珍日本紀行 東日本編』(都築響一著)には、“近づくとメロディが流れ出す”と書かれていたのだが、鳴らなかった。
壊れていたのか、それとも鳴らないように装置を外したのか?
この近くには、ベネチアで使われたゴンドラも展示されていた。(4月~11月展示)
- 曙K-1参戦発表の日に乗る寝台特急あけぼの(青森)
- ねぶたと津軽三味線と、青函連絡船・八甲田丸(青森)
- 津軽海峡・冬景色の碑と県立郷土館とレトロゲーム(青森)
- 縄文時代の謎の巨大交易都市、三内丸山遺跡(青森)
桟橋にある、下北半島行き客船ターミナルのレストランでお昼を食べる。
天丼、ネギトロ丼、そばのセットという、ずいぶん豪華なランチ。
午後2時を回ったので、いったん駅のロッカーから荷物を取り出して、今日泊まるホテルにチェックイン。
ちょっと部屋で休んでいきたかったが、あまり長く休むと、この後の予定に影響する。
午後3時、早々にまたホテルを出て、次の場所へと向かった。
青森県立郷土館
青森県立郷土館。
青森県の自然・歴史・産業・文化の移り変わりを示す資料が展示された、総合博物館だ(入館料\310)。
さっきアスパムの総合案内所で、「観光手形」なるものをもらっていたので、それを提示して、おみやげの絵葉書セットを手に入れた。
この観光手形は、青森市にある13の観光・文化施設で配られているもので、これを受け取って、残り12ヶ所のどこかへ行くと、入場料が割引になったり、記念品がもらえたりする。
市街地にあるアスパム、八甲田丸、郷土館以外にも、八甲田ロープウェーや、浅虫温泉の観光施設などで使える。
各施設の簡単な解説も書かれており、今後しばらく重宝しそうだ。
※観光手形は現在もあるようなのですが、公的なアナウンスは青森県観光情報サイトなどに載っていませんでした。
まずは先史時代から。
複製だが、あの有名な遮光器(しゃこうき)土偶も展示されていた。
五能線木造(きづくり)駅の駅舎にもなったアレである。
青森の自然、古代から明治までの歴史、人々の生活、りんご栽培、青森ゆかりの偉人と、内容の濃い展示が続く。
見終わったのは、閉館時刻の午後5時ちょうど。
外はすっかり暗くなっていた。
※青森県立郷土館は、建物の改修工事のため、2020年(令和2年)から休館しています。
仕事の話がケータイに入ったこともあり、いったんホテルに戻って連絡、そして休息。
外は暗くて、雨も降ってきたが、まだそんなに遅い時刻ではない。
さてここからは、本州初のゲーセン巡り。
まずはデパートのゲームコーナーを探してみよう。
青森駅前でゲーセンを探す
スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。
ゲーセンでゲームをプレーして、1面クリアーするごとに、「ゲーム路銀」は¥100ずつ増える。
(ただし、1プレー¥50円のゲームなら¥50ずつ、1プレー¥200なら¥200ずつ。ゲームをプレーするためのお金も、「ゲーム路銀」から捻出する)
この「ゲーム路銀」だけを交通費にして、日本縦断を目指すのだ!
(現在のゲーム路銀 ¥570)
まず、駅ビル「ラピナ」をチェック。
ゲームコーナーはあったが、プライズ、プリクラ、音ゲーばかりで、ゲーム路銀が稼げそうなものはなし。
ただし、ホテルからここへ来る途中で、
幸い、ハイテクセガを見つけていたのだ。
事前にネットで調べて、駅の近くにあることだけはわかっていたが、今まで道路の反対側を歩いていたために、見つからなかったのだ。
駅から引き返して店内に入る。
まず恒例となった『ミスタードリラーG』。宇宙ステージをプレー。
900mちょっとで空気が少なくなり、終わりそうだったそのときに、たまたま取ったアイテムが、奇跡の「フルエアー」。そして1UP。
1223mまで進むことができた。
この店には、懐かしのゲームがいっぱいある。
『ヴォルフィード』(『クイックス』のリメーク版)で5面クリアー。
『バブルボブル』。これは短時間で面数が稼げる。12面クリアー。
『クォース』。順調に行ってたように見えたが、3面でアウト。
このゲーム、1ミスでゲームオーバーだった。
『アルカノイド』は1面クリアーが精いっぱい。自機が5機ある設定なのに。
(ちなみに、ほかのレトロゲームも5機設定が多かった)
昔からこのゲームは苦手だった。
『ストリートファイターIIダッシュターボ』。ダルシムで挑むも、3面の本田に負け。
『バブルボブル』に戻り、10面クリアー。もう一度やって11面クリアー。
『ぷよぷよSUN』で3面のすけとうだらに負け。
ここまでこの店で稼いだゲーム路銀を計算してみる。
プラス\2,400。
いっぱいプレーした割に少ないのは、全部1プレー\50設定だったから。
そこで、\100設定になっている『中國龍3スペシャル』をやってみる。
パズルゲームだから稼げそうだと思ったのだが、
練習面を2つクリアーしただけで、本ステージはアウト。
もう一度やるが結果は同じ。
『SNK VS CAPCOM』などもあるのだが、乱入されるのが怖いのでパス。
最後に、\50だけど、やはり『ミスタードリラーG』で締め。
2回プレーして、それぞれ837m、1121m。
結局、ゲーム路銀はプラス\3,450だった。
うち\2,900が『バブルボブル』と『ミスタードリラーG』。偏りすぎ。
(ゲーム路銀 \570+\3,450=\4,020)
※ハイテクセガ青森は2005年に閉店したようです。
8時20分、ハイテクセガを後にする。
ホテルに戻って、シーフードカレーを食べる。
青森名物のホタテに、やっとありつけた。
(「縄文時代の謎の巨大交易都市、三内丸山遺跡(青森)」へ続く)
\4,020
青森観光コンベンション協会(青森市) JR東日本 青森県観光情報サイト
俳優・八名信夫氏の著書『悪役は口に苦し』(小学館)の中で、それぞれの時代背景について補足説明する文章を、少しだけ書いてます。
当ブログ内で、ゲームブック風アドベンチャーゲーム『香川県からの脱出』を公開しています。
※最近の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちら。
- 関西、岡山
- 北海道(日本縦断紀行第1回~第23回)
- 青森、岩手(日本縦断紀行第23回~)
- 東京、神奈川など
- ゲームブック風アドベンチャーゲーム【脱出ゲーム 香川県からの脱出】
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