省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

終焉迫る JR東海 211系 日常の記録: クモハ211-6003 (GG3 編成) 他

 2025年3月改正で引退が予告されていた JR 東海の 211系ですが、どうやら本年 (2025年) 2月7日限りで、JR 東海の 211系の定期運行が終了したようです。

 というわけで、昨年9月に私が撮影した、JR 東海の 211系の姿です。313系とコンビを組んで4輌編成で御殿場線運用に就いていました。

クモハ211-6003 (静シス) 2024.9 沼津 海側

クモハ211-6003 (静シス) 2024.9 沼津

クモハ211-6003 (静シス) 2024.9 沼津

クハ210-5051 (静シス) 2024.9 沼津

クハ210-5051 (静シス) 2024.9 沼津

クハ210-5051 (静シス) 2024.9 沼津

本車の車歴です。

1990.2 東急車両製造 静シス → 現在に至る

 本系列の6000番台車は、213系をベースとして製作された 1M 方式のクモハ211です。元々は御殿場線用として短編成の列車を組むため 1M 方式となったようですが、編成が短いためトイレを省略したところ、結局御殿場線の運用にはあまり合わないということで東海道線中心の運用に変わったようです。ブレーキ方式の違いから、既存の115系113系との併結もできないので、運用面でも使いにくかったのではないでしょうか。

 ただ、313系が登場すると併結が可能になったので、トイレがないことによる運用面の制約は緩和されたものと思われます。

 ちなみに、三岐鉄道には 2M 方式の 3 輌編成が売却されましたが、2M 方式の方がメンテナンスが容易なのでしょうか? 2 輌編成の方が地方鉄道には使い勝手が良いように思えますが...